仏壇における『5つのタブー』 やってはいけない間違い行動

仏壇にしてはいけないNG行為とは

仏壇のお世話を自分なりに一生懸命しているつもりであっても、仏壇にすべきではないNG行為を行ってしまっているということはあるものです。先祖に失礼な行動を取らないためにも、仏壇にすべきではない行動とはどのようなものがあるのかをチェックしておきましょう。仏壇を管理する上で知っておきたい、基本的なマナーも紹介しています。

毎日仏壇にしていること、もしかしてタブーかも!

仏壇に拝む様子

毎日仏壇のためと思って行っている行動の中には、やるべきではないNG行為が含まれている可能性があります。毎日のお手入れなどを振り返りながら、仏壇にすべきではない行動をチェックしてみてください。

仏壇にすべき、基本的なマナーについても紹介しています。

仏壇における『5つのタブー』

バツマークを出す女性

仏壇におけるNGな行動は、以下のものがあります。自分がいつも行っている行動を、振り返ってみる機会にしてみてくださいね。

1.お焼香の中に、落ちたロウを入れる

ろうそくからこぼれたロウを、お焼香の中に入れてしまうのはNG!不完全燃焼したロウは非常に臭いので、お焼香のいい香りが飛んでしまいます。お香には、いろいろな香りがついているものが多いので、お香の香りを損なわないよう注意しましょう。

2.長いロウソクを使う

和ろうそくは、芯の部分に和紙を使用しているので、火が大きくなる可能性があります。長いろうそくを使用することにより、転倒する確率がアップ!

火がついたろうそくが倒れたことに気が付かず、倒れてそのまま放置したら火事につながるため非常に危険です。

3.金色の部分を水拭きする

仏壇には、要所で金箔が貼られています。仏壇購入後、年数を重ねることで、金がくすんでくることが多々あります。くすみを取るために、金箔部分を水拭きする人は少なくありません。

しかし、金箔部分は水拭きすると剥げてしまいます!金箔のくすみが気になるときは、仏壇を購入した仏具店に相談してみましょう。可能であれば、専門スタッフなどにメンテナンスを依頼するのが無難です。

4.仏壇を拝む

仏壇は、先祖を偲ぶためにあるのです。先祖を拝むのは、間違いに当たる行為。拝む場合は、ご本尊に拝むのがマナーとなっています。自分の宗派を把握し、ご本尊を知っておきましょう。

5.枯れた花を交換しないまま放置

枯れた花は、死を意味するので縁起が悪いとされているアイテムです。そのまま飾り続けてしまうのは、絶対NG!榊も、枯れたものをそのままにしておくのはよくありません。

仏壇の基本的なマナー

お仏壇

仏壇にすべき基本的なマナーには、以下のものが挙げられます。

  • 毎日、最低でも朝夕お参りをする
  • お花の水は毎日交換し、枯れる前に新しいものと交換する
  • お線香を毎日上げる…宗派によって、立てるお線香の本数が異なるので注意!
  • ろうそくを毎日立てる…手で扇いで消す
  • お仏飯を備える…朝、炊き立てのご飯をお供えする
  • 毎日きれいなお水をお供えする

ちょっとくらい…と、ついサボってしまいやすいものがたくさん含まれています。しかし、サボってしまうと失礼に当たる行為ばかり!できるだけ毎日仏壇のお世話をし、先祖に思いを寄せましょう。

まとめ

仏壇には、すべきではないNG行為が複数見られます。自宅に仏壇がある人は、仏壇にすべきではないタブーを把握しておきましょう。

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