洗濯物は『外干し』と『浴室乾燥』どっちを使うべき?かかる費用や労力を比較してみた

外干しと浴室乾燥は、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。双方の違いを正しく把握し、上手に使い分けましょう。外干しと浴室乾燥にかかる費用と労力についてもまとめているので、気になっている人は是非チェックしてみてください。外干しと浴室乾燥以外の方法で洗濯物を乾かす方法も、紹介しています。

洗濯物の『外干し』と『浴室乾燥』の違い

山のような洗濯物

洗濯物を乾かすとき、いろいろな手段を用いることができます。今回は、晴れた日によく行うであろう「外干し」と、乾燥機能がついていない洗濯機を持っている人が使いやすい「浴室乾燥」の違いについてまとめました。

  • 外干し…太陽光で洗濯物の水分を蒸発させ、風で洗濯物の表面についた水分を飛ばす
  • 浴室乾燥…換気と温風を組み合わせて、洗濯物の水分を蒸発させて乾かす

どちらを使うべきなのか、労力や料金の違いに注目してみましょう。

『外干し』と『浴室乾燥』どっちを使うべき?

悩む主婦

外干しと浴室乾燥、それぞれの機能やかかるお金、労力をまとめました。

外干しをするときに必要なもの

外干しをするときには、以下の条件やものが必要になります。

  • 天候に恵まれている…太陽が出ていて、必要最低限度の風が吹いている
  • 物干し竿と物干し台がある…マンションなど、天井から物干し竿を吊るすものがあれば、物干し台は不要
  • 洗濯物を干すときに必要なサンダル

外干しを行うと、洗濯物がしっかり乾いてお日様の匂いも感じられて気分もすっきり!

外干しするときに発生する料金と労力

洗濯物を外干しすると聞くと、お金が全くかからないような印象を持つかもしれません。諸経費と労力を把握し、無理なく継続しましょう。

  • 物干し台…3,000~10,000円ほど
  • 物干し竿…1,000~3,000円ほど
  • 労力…濡れた洗濯物を物干し台までもっていき、洗濯物を干して、乾いたころに回収する

急な悪天候に見舞われると、最悪の場合洗濯物をすべて洗い直さなければならなくなります。花粉の時期は外干しすると症状が悪化する恐れがあるので、衣類を取り込むとき、花粉を落とすなど余分な労力がかかるのも事実です。

運悪く鳥のフンや昆虫の痕跡などが残った場合、洗い直さなければならないリスクもあります。

浴室乾燥を使う条件とメリット

浴室乾燥を使う条件とメリットは、以下の通りになります。

  • 浴室乾燥機能が、浴室についている
  • 天候に左右されることなく、好きな時間に使用できる

自分の好きな時間に洗濯物が干せるというのは、働いている人にとっては好都合!雨が続く梅雨時期などにも重宝しそうですね。

浴室乾燥を使うときの料金と労力

浴室乾燥を使うときの料金と労力は、以下のようになります。

  • 浴室乾燥機を後付けするときの料金…工事費のみで2~4万円・電気式の場合10万円位内・ガス温水式の場合10万円以上
  • 電気代…1時間当たり約30円かかる。1か月毎日3時間使用すると、約3,000円の出費
  • 洗濯機と浴室が近ければ、洗い終わった洗濯物を持ち運ばなくてもよい
  • 干すときと取り込むとき、虫の存在や天候に左右されず、自分のペースで取り込みができる

外干しほど労力はかかりにくいけれど、電気代がかかるのが大きな特徴です。

外が雨のとき、浴室乾燥以外で洗濯物を乾かす方法

部屋干し

浴室乾燥機能がついていない場合は、他の洗濯物の乾かし方を試してみましょう。

  • 室内干し…室内に洗濯物を干すこと。エアコンやサーキュレーター、除湿器を併用すると早く乾きやすい
  • 洗濯乾燥機の使用…洗濯物を洗濯機に入れっぱなしで、ふんわり洗濯物が乾く。電気代がかかる

節約などのことも考慮しつつ、無理なく試せるものを実践してみてください。

まとめ

外干しと浴室乾燥は、それぞれメリットとデメリットがあります。状況を加味し、上手に使い分けながら洗濯物を片付けましょう。

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