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ぶどうの賞味期限の目安
ぶどうは、果物の中でも傷みやすいのが特徴です。とても糖度が高くジューシーな状態を保つためには、目安となる賞味期限を把握することが重要!保管場所によって、賞味期限の目安が大きく異なります。
- 常温…冷暗所で2~3日
- 冷蔵(野菜室)…房付きで5日ほど・房なし…枝を少し残して密閉袋に入れて、約1週間
- 冷凍…水分を拭き取って重ならないように専用袋に入れて、2~3週間
品種によっては、上記の目安よりも賞味期限が短いことがあるので注意しましょう。
ぶどうにしてはいけない『NG保存方法』とは?
ぶどうにすべきではない、NGな保存方法は以下の通りです。
1.衝撃を与える
ぶどうの実は非常に柔らかいので、ちょっとした衝撃を与えるだけで傷がついて果汁があふれ出てしまいます。
- 果汁が出て、周囲の実を腐らせてしまう
- 実が潰れてしまうと、あっという間に傷む
- 実が非常に柔らかいため、衝撃を与えるとすぐに潰れてしまう
果汁がほかの実に付着すると、汁が付いた実も腐りやすくなります。腐敗した実が隣にあると、菌が移って全体の腐敗スピードが上がってしまうのです。
2.常温で長期間放置する
常温で長時間放置してしまうと、ぶどうはすぐに劣化してしまいます。
- 種類によっては常温保存可能だが、基本的には冷蔵保存
- すぐに傷んでしまい、腐る
- いったん腐り始めてしまったら、冷蔵庫に入れても持ち直すことは望めない
特に、真夏の高温や多湿な環境、直射日光が当たり続ける場所などは保存場所に不向きです。
3.水洗いして冷蔵庫に入れる
購入したてのぶどうは、どんな環境下にあったかよくわからないため、表面に汚れがついていないか不安!だからといって、買ってすぐに洗ってしまうのはNGです。
- 水洗いすると、劣化が進む
- 水洗いしたあと冷蔵庫に入れても、水分によってすぐに傷んでしまう
- ぶどうの果汁であっても、実に触れた状態だと劣化の原因につながる
ぶどうは、水分に触れたらすぐに傷みます。基本的に食べる直前に水洗いし、洗ったぶどうは全部食べきるよう心がけてください。
ぶどうの鮮度を保つためのコツ
ぶどうの鮮度を保ったまま保存するためには、以下の保存方法を試してみるのがおすすめです。
- 小粒なぶどうの場合…房ごとペーパータオルや新聞紙にくるんで保存
- 大粒のぶどうの場合…ひと粒ずつ切りとり、保存容器に入れて保存
- 冷凍する場合…洗ってしっかりと水気を切り、ペーパータオルでぶどうの水分を拭き取り、冷凍用保存袋に入れて重ならないように置いて保存
ぶどうの粒によって、適切な保存方法が異なります。正しい保存方法を守ることで、ぶどうの鮮度が保たれやすくなりますよ。
まとめ
ぶどうは適切な保存方法を実践しなければ、かなり早く傷んでしまいます。せっかく購入したぶどうを劣化させないためにも、正しい保存方法を身につけましょう。