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お風呂の残り湯を洗濯で使用するのって大丈夫なの?
節水のためにお風呂の残り湯を洗濯で再利用しているけれど、衛生面に問題がないか気になる人は少なくありません。一見きれいに見える残り湯ですが、よく見ると汚れが結構浮いているので、洗濯に使用するのは悩むものです。
お風呂のお湯を洗濯で再利用して節水したいけれど、使用して問題ないのかという疑問を一挙に解決!お風呂の残り湯の使い方などをまとめました。
お風呂のお湯を洗濯で使うべきではない?
お風呂のお湯を洗濯に再利用する場合は、以下の情報を正しく把握しておくことが重要です。
お洗濯の「洗い」のみ使用するのであれば問題ない
「洗い」のみであれば、洗濯物で残り湯を使用しても問題ないことがほとんどです。「すすぎ」まで残り湯で行ってしまうと、お湯の中に含まれている雑菌などが洗濯物に付着してしまう可能性があるので注意しましょう。「すすぎ」は、水道水で行うのが無難といえます。
お風呂のお湯に含まれている可能性が高いもの
お風呂のお湯には、以下のものが含まれている可能性が高いです。
- 皮脂
- 汗
- 髪の毛
- ホコリ
- 石鹸カスなど
上記のものは、どんな家庭であってもお風呂の残り湯に混入しています。ペットを飼っていればペットの毛、子どもが小さければ粗相をしていることもあるかもしれません。
一晩置いたら、「洗い」にも使用しない方が無難
一晩置いたお風呂の水は、細菌が繁殖している可能性が非常に高いです。細菌がたくさん浮いている水を衣類洗濯に使用すると、以下のことが起こるかもしれません。
- 臭いが出る
- 肌荒れにつながる
こうなってしまうと、衣類を丸ごと洗い直す必要があります。手間だけでなく水道代や電気代もかかるので、一晩置いたお風呂のお湯は洗濯で使用しないよう注意してください。
汚れがひどいお風呂のお湯は、お洗濯に使用できる?
子どもの泥汚れなどでお風呂のお湯が白く濁っている場合は、再利用しないほうがよいです。これは洗濯に限らず、他の再利用方法にも適さないので、お湯が汚れているときは潔くお湯を流してしまいましょう。
お風呂のお湯の再利用方法
お風呂のお湯には、以下の再利用方法があります。
- お洗濯の「洗い」で再利用…入浴直後の温かいお湯で洗うと、衣類の汚れが落ちやすい
- 洗車や床などの拭き掃除
- 家庭菜園や花壇の草花への水やり
入浴剤を使用したときは、お湯を再利用しない方がよいです。掃除に使用すると臭いの原因につながり、植物にかけてしまうと最悪に場合枯れてしまう恐れがあります。洗車にも、入浴剤入りのお湯は使用してはいけません。
まとめ
お風呂のお湯を有効活用することは、非常によいことです。節水にもつながるので、無理のない方法で有効に利用しましょう。洗濯に利用する場合は、「洗い」のみでの使用がおすすめです。