目次
絨毯(カーペット)の洗濯前に確認すること
洗濯表示のチェック
まず絨毯(カーペット)の洗濯表示をチェックしましょう。洗濯機で洗えるものは、洗濯機や手洗いマークがついているものだけです。
ドライ表示のついているものは水洗いできませんので洗濯不可、無理に洗濯すると、形が変形したり色落ちの原因になるので、洗濯表示は守りましょう。
水洗い可能でも、自宅の洗濯機に入る大きさや重量も確認します。洗濯機の使用ができず手洗いのみ可能な絨毯(カーペット)もありますし、硬くて大きな絨毯(カーペット)は、自宅の洗濯機では洗濯できないので、そのような場合はコインランドリーを利用しましょう。
シミなどの目立つ汚れは事前に対処
気になるシミや目立つ汚れがないか確認して、事前にシミ抜きをしておきましょう。洗剤の原液を気になる部分につけておくと、汚れが落ちやすくなりますが、使いすぎると変色や変質の恐れもあるので、素材にあった洗剤を選び、使いすぎには注意してくださいね。
自宅で洗う場合は天気をチェックしておく
絨毯(カーペット)は厚みがあり乾くのに時間がかかるものが多いため、洗濯する日の天気は、乾きやすい晴れの日を選びます。
生乾きのままでは、カビなどが発生する可能性もあるので、浴室乾燥機が無い場合は、しっかり乾かすためにも天気を事前に確認してから洗うことをおすすめします。
絨毯(カーペット)の洗濯方法5選!
①自宅の洗濯機で洗う
- 洗濯ネットに入れる
大きな洗濯ネットを用意して、ネットの大きさに合わせてびょうぶ風に折り畳んだり、端からくるくると丸めて、ロール状にして洗濯ネットに入れます。絨毯(カーペット)をそのまま洗濯機にいれると、傷める原因になるのと、大きくて重さのあるものは、洗濯機が途中で止まってしまう原因になりますので、ネットに入れてから洗います。 - 洗濯機で洗う
準備ができたら、洗濯機の「大物洗いコース」や「毛布コース」を選んで洗濯します。通常の洗剤や漂白剤を使えるものが多いですが、使用する洗剤は、絨毯(カーペット)に表示されている洗濯表示に従ってください。 - しっかりと乾かす
変色を避けるために、長時間の直射日光を避けた、風通しの良い場所でしっかりと乾かしてください。2本の物干し竿を利用して、M字に干したり、1本の竿の場合はハンガーをいくつかかけ、その上にかぶせるように干すと良いでしょう。
②浴室で手洗いする
手洗い表示や大きな絨毯(カーペット)は浴室で手洗いします。浴槽に絨毯(カーペット)を入れ、40度くらいのお湯をため、洗剤を適量いれます。1、2時間浸け置きしたら、浴槽の中で踏み洗いをします。
この時、転倒等に注意しながら、裏と表を返しながら行うとまんべんなく洗えます。お湯を抜いて2回以上すすぎ洗いをして、しっかりと洗剤を落とし、水を絞ってから浴槽の縁にかけて水切りをします。ある程度水が切れたら、ベランダなど風通しの良い場所に移動して、乾かしてください。
③コインランドリーを利用する
自宅の洗濯機では洗えない大きさのもの等はコインランドリーを利用してみましょう。事前に絨毯(カーペット)が洗える洗濯機が設置されているコインランドリーかどうか確認をしてから持ち込みます。乾燥機の利用には、ゴム製や素材によっては使えないものもありますので、注意して下さいね。
④重曹を使う
丸洗いできない絨毯(カーペット)は、消臭効果や油脂性の汚れ落としに効果的な重曹をふりかけて、洗うこともできます。やり方は簡単で、重曹をまんべんなく薄くふりかけて、ゴム手袋をつけた手で全体をこすってから数時間おいて、掃除機をかけるだけです。
⑤クリーニング店や業者に依頼する
水洗いできない絨毯(カーペット)を手軽にキレイに洗濯をしたいときは、費用はかかりますがクリーニング店や業者に頼みましょう。
素材の風合いや色落ちを損なわずに、美しい仕上がりとなるメリットがあります。また、落ちないしみ抜きなども無理に自分で落とすのではなく、専門業者に頼むことをおすすめします。
絨毯(カーペット)の洗濯頻度
絨毯(カーペット)を洗濯する頻度は、専門家が推奨している頻度は3か月に1回程度とのことです。平均的にも季節の変わり目に、3、4か月に1回洗うというご家庭が多いようですが、洗う頻度は、素材や環境、季節などによって変わってくるので、汚れが気になったら洗うようにするとよいでしょう。
まとめ
絨毯(カーペット)を洗う場合は、洗濯表示の確認が必要です。自宅で洗えるものは、汚れが気になったらその都度洗えますが、水洗いできないものなどは、専門の業者に頼んでキレイにしましょう。
また、重曹を使って汚れや臭いを落とすこともできるので、なかなか洗えない時には重曹を使ったクリーニング方法も利用してみて下さい!