目次
まだ日持ちするはずの食パンが劣化している!
賞味期限までまだ日数があるはずなのに、袋を開けたら食パンが傷んでいた!食パンは保存方法や、管理する環境が適切ではない場合、急激に劣化する可能性があります。
せっかく購入した食パンをすぐに劣化させないためにも、どのような環境が食パンに適していないかをチェックしてみましょう。
食パンをダメにする『絶対NGな保存方法』5選!
食パンの劣化を早めてしまう、NGな保存方法は以下の通りです。
1.高温多湿の場所に置いている
高温多湿の場所に食パンを置いてしまうと、パンの袋の内側に水分が付着しやすくなります。その水分が食パンに付着すると、その部分から劣化し始め、あっという間にカビが生えてしまうかもしれません。カビは一度生えると根深く繁殖するため、食パンを破棄しなければならなくなります。
2.開封したパンの袋を開けっぱなしにしている
食パンは、空気に触れると水分が蒸発してパサつきやすくなります。パンの袋を開けっぱなしにしてしまうと、どんどんパンから水分が抜けてしまい、パサパサで固い食パンになってしまう確率が高くなります。
3.水分が袋に付着して、それを放置
飲み物や水蒸気などがパンの袋に付着した場合は、完全に水分を拭き取るか、食パンを別の容器に移して保存すべきです。水分が付いたままになってしまうと、食パンが一気に劣化してしまう原因につながります。
4.買ってすぐ冷蔵庫に入れる
食パンは乾燥に弱い食品なので、乾燥気味の冷蔵庫に購入後すぐに入れてしまうのはNG。真夏で室温がかなり高い状態なのであれば、乾燥対策を行って食パンを冷蔵保存するのは有効です。しかし、気温や湿度が特別高いわけではない場合は、常温保存がベターといえます。
冷蔵庫内は、乾燥状態なので、食パンとの相性がよくありません。ただ袋に入れただけのパンを冷蔵庫に入れてしまうと、食パンが乾燥してあっという間に固くなってしまいます。
5.付属クリップで袋の口を閉じただけの保存方法
食パンの口に購入時についている付属クリップは、袋を密閉する能力を持っていません。付属クリップをつけるだけで食パンを保存していると、袋の中に空気が入ってしまい、食パンが乾燥して固くなってしまいます。
細菌や虫が侵入しやすいため、安全に食パンを保存するのであれば別の密閉袋に移して保存しましょう。
食パンを日持ちさせるための保存方法
食パンを少しでも長く日持ちさせるためには、以下の方法を試してみてください。
- 常温保存…袋の中に空気が入らないよう密閉し、直射日光と湿度の高い場所を避けて涼しい場所で保存
- 冷凍保存…1枚ずつ空気が入らないようラップでくるみ、その上からアルミホイルをまいて保存
常温保存の場合、食パンの賞味期限の目安は3~4日ほどになります。毎日食パンを消費するのであれば、常温保存で食べきってしまうのもアリ!保存する場所に注意して、おいしく食パンを食べきりましょう。
毎日食パンを食べないのであれば、冷凍保存がおすすめです。ラップとアルミをくるむときに、空気が入らないよう注意するのがポイント!冷凍すると、約1か月保存可能です。
まとめ
食パンは、保存する場所によって劣化の進み具合が大幅に異なります。食パンの保存に適した環境を整え、劣化を防ぎつついろいろな料理に食パンを使用して消費してくださいね。