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ガムを噛むとメリットがたくさん
仕事中や運転中などにガムを噛む人は、たくさんいます。ガムを噛むことで、以下のようなメリットも得られますよ。
- 虫歯を防ぐ
- あごの筋肉が鍛えられる
- 脳への血流がアップする
- 胃腸の働きがよくなる
- 口臭の予防
- 免疫力がアップ
このように、ガムを適度に噛むとたくさんの効果が得られます。しかし、ガムの噛み方を間違えてしまうと、健康に影響が出たり周囲の人に不快な思いをさせてしまうかもしれないので注意しましょう。
実は間違っている『ガムの噛み方』5選!
ガムの噛み方を間違えると、思わぬトラブルが起こってしまうかもしれません。トラブル回避のためにも、NGなガムの噛み方をチェック!
1.ぐちゃぐちゃと音を立てながら噛む
ガムを噛むとき、以下のような噛み方をすると音が立ちやすくなるので注意してください。
- 口を開けながら噛む
- 唾液が口の中にたまっている状態で噛む
自分では無意識だったとしても、ガムを咀嚼するときに咀嚼音が漏れてしまうことがあります。大きな咀嚼音は、周囲の人に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
ガムの噛み方には多少の個人差もあるので、自分のガムの噛み方に自信がないときは、家にいるときや一人のときに楽しむようにしましょう。
2.力を入れて噛みしめる
ガムを噛むときに力を入れて噛んでいると、歯の表面にあるエナメル質が減りやすくなり、かみ合わせに影響を及ぼす可能性があります。また、力を込めて噛むことによってあごの筋肉が疲れやすくなり、頭痛の原因になることもあるので注意してください。
力を込めてガムを噛み続けると、あごの筋肉が発達してかみ合わせが深くなりやすい状態になります。筋肉が発達すると骨も隆起しやすくなり、徐々にエラが張った顔になっていく確率が高くなるのです。
3.長時間ガムを噛み続ける
長時間ガムを噛み続けると、あごの筋肉の発達に影響が出やすくなります。あごの疲労もたまりやすい状態になり、あごの関節に痛みが出てしまう確率が高まります。
この状態が悪化すると、顎関節症になってしまうかもしれません。顎関節症の治療は、歯医者さんでの専門的な治療になるので、時間と費用がかかることもあります。
顎関節症による日常生活への影響も少なからず考えらるので、ガムを長時間噛み続けないように気を付けてくださいね。
4.食事の代わりにガムを噛む
ガムを噛むと満腹中枢を刺激して、空腹になりにくくなります。食事前や食事をせず空腹感を紛らわせるためにガムを噛むと、栄養が偏ってしまうため体によくない影響が出てしまうかもしれません。
栄養状態が悪い期間が長く続くと、病を呼び寄せ、命が危険にさらされてしまうこともあります。ダイエットは、食事内容の見直しや運動を組み合わせて行いましょう。
5.片側だけでガムを噛む
ガムを噛むとき、片方だけで噛むにはよくありません。片方だけで噛む期間が長くなると、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
- 歯に負担がかかり、痛みが出る
- 頭痛を起こしやすくなる
- あごの筋肉のバランスが崩れ、顔にゆがみが出る
ガムを噛むときは、左右均等に噛むことを意識しましょう。歯痛やあごの変形などが起こってしまうと、膨大な治療費がかかることがあるので要注意。
顔のゆがみは、起きてしまってから後悔しても、すぐに治るものではありません。小さな注意を積み重ねて、ガムが持つメリットを引き出せるようにしましょう。
正しいガムの噛み方
正しいガムの噛み方は、以下の通りです。
- 1日3回程度、10分以上が目安
- 奥歯ですりつぶすように噛み、口を開けて噛まない
キシリトール入りのガムを食後に噛む習慣をつけると、約3か月後から効果が出始めて虫歯予防につながります。子どもの歯並びが悪くなるのも防げる効果もあるので、家族で食後にガムを楽しむのもよいですね。
まとめ
ガムを上手に噛んで、ガムが持つプラスの効果を引き出しましょう。ガムの形状や成分にも気を配ると、得られる効果が増えるかもしれません。