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マンションのベランダの目隠しをする前に確認すること
事前に管理会社や大家さんに確認
マンションなど集合住宅のベランダは、火事や非常時の避難経路になることが多いです。そのため、通路を妨げるものを置くことが禁止されていたり、床の耐荷重などの制限もあるため、賃貸・分譲に関わらず、管理組合や大家さんに確認を取りましょう。
撤去が容易にできるものや、通路の妨げにならないものは、基本的には認められることが多いですが、自己判断は禁物です。
ベランダの大きさなどを確認
目隠しのために購入してきたものが、ベランダのサイズと合わなかった、などということが無いよう、サイズはしっかりと事前に確認しておきましょう。
設置時に近隣に迷惑がかからないか確認
目隠しのために用意したものを設置する時に、騒音が出たりして近隣に迷惑が掛からないか事前にチェックしておきます。また、近隣との連結部分から、ごみなどが溢れたり落ちたりするようなものは無いか、などの確認もしておきましょう。
マンションのベランダの目隠し方法6選
①目隠しシート
簡単に設置でき、通気性の良いものを選べば、外からの目隠しだけでなく、通気性も確保できます。洗濯物が丸見えで、干したり取り込んだりするとき、近隣の建物にいる人の気配が気になる人には便利です。
ベランダの広さに合わせて、2枚並べて紐で連結できるものや、長すぎる場合はハサミで簡単に切断してつかえるものもあります。本物のような木目柄やレンガ柄、またはポップなカラー柄など、手軽に好みの素敵な空間を演出することもできます。
②フェイクグリーンカーテン
グリーンカーテンとは、ツル植物を絡ませて覆うものですが、本物の植物は水やりなどの手入れも大変で、土の重さもありますので、マンションのベランダには作り物のツルのグリーンカーテンが手軽です。
主にビニールでできているものが多く、設置方法もベランダのフェンスに結束バンドで結ぶだけでとても簡単。通気性を保ちながら、目隠しにもなり、本物と違い葉が落ちて近隣の迷惑になる心配もありません。撤収も簡単です。
③すだれ
昔から日本では愛用されているすだれは、手軽に目隠し効果ができ、隙間もあいているため、通気性や外の光を取り込むこともできる便利アイテムです。現在では、多彩な素材のすだれもあり、100円ショップでも購入できるのでおすすめです。
④日よけシェード
テント屋根のように覆うサンシェードは日よけ目的ですが、目隠しスクリーンとしても活躍できます。ただし、マンションのように庭に設置できないところでは、強風にあおられてシェードが外れてしまう可能性があるため、安全性の面から、ベランダフェンスの内側に設置する背の低いタイプのシェードが良いでしょう。
⑤ラティス、すのこ
木製の柵のラティスは、木のぬくもりで殺風景なマンションのベランダでも、おしゃれに仕上がりながら、しっかりと目隠しをしてくれます。また、お手入れが簡単で耐久性にも優れている、アルミ製のラティスもおすすめです。
格子状になっていますが、ある程度隙間のあるほうが、光や風がさえぎられないのでおすすめです。設置方法は、手すり部分に針金や結束バンドで固定したり、専用のスタンドで固定し重しをのせておきます。もっと手軽に目隠しをするなら、同じ木製でもすのこを使用する方法もあります。
⑥植物
ガーデニングも兼ねて、植物で目隠しをする方法もあります。緑が豊かで、心地よい空間になりますが、一年を通して緑をキープできる植物や虫がつきにくい植物を選びます。また、落ち葉などで近隣に迷惑をかけないよう、避難経路に邪魔にならないように気を配りましょう。
マンションのベランダの目隠しに便利グッズ3選!
ベランダ バルコニー シェード 目隠し
通気性のある素材のため、光と通しながら、熱気がこもらず、紫外線カットまでできる目隠しシートです。シートのカラーも3色から選べるので、ご自宅のテイストに合わせて目隠しのできる便利なアイテムです。
グリーンフェンス ソフトネットタイプ 目隠し
結束バンドで簡単に取り付けられ、爽やかな印象で目隠しができます。通気性も良いですし、面倒な水やりも不要。本物の植物ではないので、虫がよってきたり、風で葉が飛ばされたりすることもないので安心です。
ガーデンマスター アルミプランターフェンス
アルミ製のため、耐久性が高く、プランター付きなのでベランダでガーデニングを楽しみながら、しっかり目隠し効果もあります。組み立ても簡単に行えます。強風の心配がある場所では、ブロックを多めに入れれば、倒れる心配もありません。
まとめ
マンションのベランダでも目隠しの方法は色々あるので、自宅の雰囲気に合ったものや、好みに合わせて選ぶことができますね!
ただし、避難通路の妨げになったり、近隣へ迷惑がかかるようなことがあったりしてはいけないので、事前に管理規約や避難経路などを管理会社や大家さんに確認しておきましょう。
また、ベランダの大きさと合わなかった!ということがないよう、購入前に正確なサイズを測るのも、忘れないようにしてくださいね!