魚焼きグリルにしてはいけない『絶対NG行為』6選

使った後の魚焼きグリル

皆さんは日頃から魚焼きグリルを活用していますか。掃除が面倒と使わない人も多い魚焼きグリルですが、慣れてしまうと便利な調理器具です。しかし、魚焼きグリルは間違った使い方をしていると、危険を招くことも…。今回は、魚焼きグリルにしてはいけないNG行為を紹介します。

魚を焼くのに便利な『魚焼きグリル』

魚焼きグリルの中の焼き秋刀魚

住宅に備え付けられているキッチンの多くは、魚焼きグリルが標準装備として備わっていることが多いですよね。ご自宅のキッチンにも魚焼きグリルが備わっているというご家庭が大半ではないでしょうか。

そんな魚焼きグリルは、名前の通り焼き魚を調理する際、非常に便利に活用できるツールです。そのため、魚を夕食に出したいときには毎回活用しているという人も多いのですよね。

しかし、魚焼きグリルは油が垂れるなど、掃除が面倒くさいというデメリットも。そのような理由から、近年は魚焼きグリルが備わっていても、あまり使わないというご家庭も増えてきています。

魚を焼くだけじゃない?幅広い活用法も

魚焼きグリルで作った焼き芋

しかし、そんな魚焼きグリルは、魚を焼くだけが活用法ではありません。最近はネット上に魚焼きグリルをオーブンとして活用したさまざまなアレンジレシピが掲載されています。例えば、以下のようなレシピを魚焼きグリルで調理することが可能です。

  • 鶏肉のグリル
  • 焼き野菜
  • クッキーなどのお菓子作り
  • ホイル焼き
  • ピザ
  • 揚げ物の温め直し
  • トースター

ここで挙げただけでも、これだけの活用法があります。魚焼きグリルは意外と便利に使えるので、今まで使っていなかったという方は、ぜひこの機会に活用してみてくださいね!

魚焼きグリルにしてはいけない絶対NG行為とは?

グリルに触れる小さな女の子

焼き魚にはもちろん、魚以外の活用法もできる便利な魚焼きグリルですが、実は扱う際は注意しなければいけない点があります。ここでは、魚焼きグリルにしてはいけないNG行為を紹介するので、使う際は十分気を付けてください。

1.グリルを加熱したまま消し忘れる

点火しているガスコンロの火

コンロと同様に、魚焼きグリルを使う際は、目を離してはいけません。グリルを加熱したまま消し忘れてしまうと、食材を加熱しすぎて引火してしまい、発火現象を引き起こす恐れがあります。火事の原因となるため、魚焼きグリルを使用する際は、目を離さないでください。

2.水が必要なタイプのグリルに水を入れずに調理

魚焼きグリルには、水を入れる必要があるものとないものの2種類があります。水が必要なタイプの魚焼きグリルを使用する際、水を入れずに加熱してしまうと、魚や食材から漏れ出た脂が受け皿に落ちてしまい、そのまま温度が上昇し発火を招く危険性があります。

少々面倒に感じるかもしれませんが、水が必要なタイプの魚焼きグリルには、相応の理由があります。必ず説明書通りに扱いましょう。

3.脂の多い魚をアルミホイルに穴開けせず焼く

魚焼きグリルを使用する際、受け皿に脂が垂れると掃除が面倒という理由から、アルミホイルを活用する人は多いです。基本的に、魚焼きグリルに対応しているアルミホイルであれば問題なく使用できます。

しかし、脂の多い魚をアルミホイルに乗せて加熱してしまうと、魚から出る脂がアルミホイル状に溜まってしまい、脂が加熱されることで発火現象を引き起こす恐れがあります。

アルミホイルの使用方法については、魚焼きグリルによって異なりますが、水を入れて使用するタイプの魚焼きグリルの場合、アルミホイルに穴を開け、脂が水に落ちるように工夫することで、発火を防ぐことができます。

4.食材を加熱後に長時間食材を放置する

魚や食材を加熱した後、長時間魚焼きグリルの中で食材を放置していると、食材から発生する臭いが魚焼きグリルにこびりついてしまう恐れがあります。

また、すでにこびりついた臭いが食材に移り、味が劣化してしまう原因にもなります。食材は加熱が終わったら、なるべく早く取り出すようにしましょう。

5.加熱中にグリル部分を開けてのぞき込む

魚焼きグリルを使用していると、「きちんと焼けているかな」「焦げていないかな」と気になりますよね。しかし、加熱中にグリル部分を開けてのぞき込む行為は絶対NGです。

加熱中にグリルを開けてのぞき込んでしまうと、グリルから蒸発した水蒸気が直接目や顔に当たってしまい、火傷をする危険性があります。加熱中は絶対にグリルを開けてのぞき込まないでください。

6.使用後に脂や食材カスを掃除しない

使った後の魚焼きグリル

魚焼きグリルは、使用後、庫内がしっかり冷めてから、水を含ませた布やキッチンペーパーなどで汚れを拭き掃除します。しかし、使用後に掃除せず、落ちた脂や食材のカスをそのまま放置していると、汚れが頑固にこびりついてしまったり、カビが生えたりします。

また、汚れをそのままに次の調理を行ってしまうことで、汚れに引火して発火現象を引き起こす危険性もあります。

魚焼きグリルを使用した後は、必ず掃除を怠らないようにしましょう。その際、火傷を防ぐためにも、必ず庫内が冷めてから行ってくださいね。

魚焼きグリルは正しく使って安全に調理しよう

今回は魚焼きグリルにしてはいけないNG行為を紹介しました。普段何気なく使っている人も、今まで使っていなかった人も、これらのNG行為を見直し、注意しながら正しく使いましょう。正しく使うことで、魚焼きグリルはとても便利に活用できますよ!

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