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じゃがいもにカビが生えていたときの「食べられる」「食べられない」の見分け方
じゃがいもの表面に白カビが生えてしまうことがあります。まず、水でよく洗ってみてください。カビが洗い流され、表面をキレイな状態にすることができるかもしれません。
カビを洗い流した後、じゃがいもの表面がキレイな状態なのであれば、今度は、じゃがいもを半分に切ってみてください。断面をよく見て、中身がキレイな状態なのであれば、調理して食べることができるかもしれません。
中身が少しでも変色している場合には、加熱する場合でも食べない方が良いです。じゃがいもを半分に切ったとき、断面が黒っぽく変色している場合は、じゃがいもが傷んでいます。
断面に赤紫色の部分があるときは、アントシアニンというポリフェノールの一種である成分によるものである可能性が高いです。
こんなじゃがいもは食べちゃダメ!
じゃがいもにカビが生えているのを発見したとき、じゃがいもを軽く握ってみてください。少しでもフニャリとやわらかい感触がしたときは、すでにじゃがいもの中身も傷んでしまっています。
表面のカビを洗い流したとしても、食べることはできない状態です。じゃがいもから汁のようなものが出ていたり、異臭がすることもあります。
中身までカビが浸透することはないの?
じゃがいもの表面にカビが生えてしまったとき、本当に中身は大丈夫なのか、心配ですよね。
じゃがいもの中身までカビが浸透するには、とても時間がかかるとされています。そのため、カビが中身にまで浸透する頃には、すでにじゃがいもの状態が悪くなっていることがほとんどです。
じゃがいもを軽く握ったとき、フニャリとやわらかかったり、汁のようなものが出ていたり、悪臭がするなど、明らかに傷んでいる状態だということがわかるはずです。
じゃがいもにカビが生えてしまう原因
保存場所が高温多湿である
じゃがいもの保存場所として、高温多湿である場所はNGです。
カビが生えてしまう原因になりやすいだけではなく、芽が出やすくなってしまったり、傷んで腐ってしまう原因にもなりやすいです。夏場の常温保存はカビが生えやすいですので、涼しい場所で保存しなければなりません。
また、冬場の室内は暖房によって高温多湿になりやすいですので、暖房の影響を受けない場所で保存しなければなりません。
直射日光を浴びてしまう
じゃがいもは、光が苦手な野菜です。基本的には冷暗所で保管しなければなりません。そのため、直射日光を浴びてしまう場所や、蛍光灯の光を浴びてしまう場所での保存は、カビが生えてしまう原因になりやすいです。
カビが生えるだけではなく、光を浴びることでじゃがいもの表面が高温になり、傷みやすく腐ってしまうこともあります。
じゃがいもを長持ちさせる方法
じゃがいもを「常温保存」で長持ちさせる方法
じゃがいもは、常温保存が最も適した保存方法であるとされています。常温保存で長持ちさせるためには、2つのポイントがあります。
- じゃがいもをひとつずつ新聞紙に包むこと
- 風通しの良い冷暗所に置くこと
じゃがいもを新聞紙に包んでおくことで、湿気から守ることができます。新聞紙が湿気を吸い取ってくれるためです。湿気の多い時期であるときは、こまめに新聞紙を取り換えてあげると、より良いです。新聞紙がない場合には、野菜用の保存袋を利用するという方法もあります。
また、じゃがいもは、光が苦手な野菜ですので、暗い場所で保存するようにします。風通しがよく、暗く、涼しい場所が好ましいです。光は遮っても、風の通りは遮ってしまわないように注意しましょう。
じゃがいもを「冷蔵保存」で長持ちさせる方法
じゃがいもは、常温保存が最も適した保存方法である…ということは、冷蔵保存はあまりよくないのでは?と考えてしまいますね。
しかし、夏場の暑い時期は、常温保存がカビや傷みの原因になってしまう可能性も考えられます。そんなときは、冷蔵保存がより安心ですよね。
じゃがいもを冷蔵保存したいときは、そのまま冷蔵庫に入れてしまわないようにしてください。じゃがいもをそのまま野菜室にポンッと入れてしまう方がいらっしゃるようです。食感や風味を悪くしてしまう原因になります。
じゃがいもを冷蔵保存で長持ちさせるためには、4つのポイントがあります。
- 野菜用の保存袋に入れること
- じゃがいもをギュウギュウ詰めにしないこと
- 密閉しないこと
- 野菜室で保存すること
まず、じゃがいもを野菜用の保存袋に入れましょう。じゃがいもがギュウギュウ詰めになってしまわないように、隙間や余裕を持って入れます。
もし、野菜用の保存袋がなく、プラスチック製やガラス製の保存容器を使用する場合には、密閉しないようにします。蓋を少しずらしておくなどすると良いです。密閉してしまうと、じゃがいもが乾燥してしまいやすいためです。
冷蔵保存するときは、冷蔵室ではなく、必ず野菜室で保存するようにします。常温保存が最も適した保存方法であるじゃがいもですが、冷蔵保存する場合には、冷蔵室よりも野菜室の方が長持ちさせることができます。
じゃがいもを「冷凍保存」で長持ちさせる方法
じゃがいもを冷凍保存によって長持ちさせたいときは、加熱調理後に冷凍保存することをおすすめします。
加熱調理をせず、生のままで冷凍保存してしまうと、中身がスカスカになってしまうことがあります。また、食感も悪くなり、味も落ちてしまいやすいです。
おすすめの加熱調理方法と冷凍保存方法4つです。
- ① 皮付きのまま、じゃがいもを丸ごと加熱調理し、冷凍保存する。
- ② 皮をむき、じゃがいもを丸ごと加熱調理し、冷蔵保存する。
- ③ 皮をむき、じゃがいもを細かくカットし、加熱調理してから冷凍保存する。
- ④ 皮をむき、じゃがいもを加熱調理し、つぶしてマッシュポテトにしてから冷凍保存する。
①と②は、後から料理に合わせて調理しやすい状態で冷凍保存することができます。③は、細かくカットした状態で冷凍保存しますので、調理時間を短縮させることができます。④は、解凍した後すぐにサラダなどにして食べることができます。フリーザーバッグや冷凍が可能な保存容器を使用しましょう。
じゃがいもを美味しく保存できる期間はどれくらい?
常温保存の場合
じゃがいもを常温保存するのに適した温度は、5℃前後であるとされています。5℃前後の温度で常温保存した場合、2ヶ月から3ヶ月程度、美味しい状態を保ちながら保存することができます。
あまり長く保存していると、カビや芽が生えてしまう可能性が高いですので、購入してからなるべく早く食べることをおすすめします。
冷蔵保存の場合
野菜室で冷蔵保存した場合、1週間から2週間程度、美味しい状態を保ちながら保存することができます。冷蔵保存で長持ちさせる方法を4つご紹介しましたが、正しく保存することができれば、1ヶ月程度まで美味しく保存することができる可能性があります。
冷凍保存の場合
加熱調理後、冷凍保存した場合、2週間から3週間程度、美味しい状態を保ちながら保存することができます。あまり長い期間、冷凍保存してしまうと、冷凍焼けをするなどし、美味しさが失われてしまう可能性がありますのでご注意ください。
まとめ
じゃがいもの表面にカビが生えてしまったときは、水でよく洗ってみてください。そして、切って中身を確認してみましょう。
表面や中身の状態が良い場合には、食べることができる可能性が高いです。じゃがいもがフニャリとやわらかい、何だか変なニオイがするかも…など、少しでも状態が悪いなと感じたときは、食べない方が良いでしょう。
じゃがいもをたくさん購入したときや余ってしまったときは、カビが生えてしまう原因になりやすいことに注意し、じゃがいもを長持ちさせる方法をぜひお試しください。