目次
年越しそばが持つ意味とは?
年越しそばといえば、年末に食べるものとして認識している人が大半です。その年の厄災などを翌年に持ち越さないという意味を持っているものなので、年末にはしっかり食べておきたいですよね。そこで気になるのが、年越しそばに関するタブーと、何時に食べるべきかというルールです。
年越しそばを食べるときにすべきではないタブー
年越しそばを食べるときにしてはいけないタブーとは、どのようなものがあるのでしょうか。
1.残さず食べる
年越しそばは、残さず食べましょう。
- その年の厄を断ち切る
- 翌年を新たな気持ちで迎える
よくないものを断ち切るためにも、年越しそばは残さず食べましょう。そのためにも、食べきれる量の年越しそばを用意することが重要です。おなかが空いた状態で、完食できるコンディションを整えてから、年越しそばを食べてくださいね。
2.食べすぎない
そばには、胃腸の動きを活発にする効果があるとされています。その年に溜まっているものをきれいさっぱり出し切って、スッキリとした状態で新年を迎えたいものです。
だからといって、食べすぎてしまうのはNG。体調を壊してしまうと、新年をすがすがしい気持ちで迎えることができません。病院も年末年始は閉まっているところが多いので、食事の量には注意しましょう。
3.麺を噛みちぎる
そばは、基本的に麺をすすって食べるのがマナーなので、かみちぎるのはよくないとされています。一気に大量の麺をすすって食べると汁が飛び散る恐れがあるので、麺を高く上げず数本を静かにすすって食べるのがマナーです。
猫舌の場合、熱いものに息を吹きかけて冷ますこともありますよね。日本では特に問題視されている行動ではありませんが、海外ではマナー違反になるので、この点も注意しましょう。
4.食事のマナーに反る食べ方をする
基本的な食事のマナーに反するような食べ方は、年越しそばを食べるときでもNGです。
- 食べ散らかす…エビ点のしっぽなど
- 猫背で食べる
- 食べ終わったらどんぶりなどの上に箸をおいて、渡し箸の状態で食事を終了するなど
年越しそばを食べるときも、基本的な食事のマナーを守ることは重要です。年末の食事だからこそ、作法に注意して年越しそばを食べましょう。
年越しそばは何時に食べるべき?
年越しそばは年末である12月31日に食べることは知っている人が大半です。しかし、具体的にいつの食事で食べるべきか悩むという人もいるでしょう。
年越しそばは、基本的に12月31日の大晦日であればいつ食べてもよいとされています。朝ごはんに食べてもいいし、ランチタイムにお店でちょっと豪華なものを頼むのもよいですね。夕食に自分や家族への1年の労いとして、好きなものをトッピングしたものを食べるのも、もちろんOK!
時間帯に縛られず、大みそかの一食に年越しそばを楽しみましょう。
まとめ
年越しそばは、12月31日中であればいつ食べても問題ありません。やってはいけないタブーに十分注意し、1年を振り返りつつ年越しそばを堪能しましょう。