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上から目線になりやすい人とは
上から目線になりやすい人には、共通する点はがあります。
- 自分よりも権力を持っている人がいないことが多い…目の上のたんこぶになる存在がいないと、自分の能力に関係なく、部下や新人を見下す
- 自分に自信がないため、相手を見下したがる
- 自分に合わせるのが当たり前という、勘違いした認識を持っている
自分の親がある程度の権力を持っていたり、自分を注意する人間が不在であることが多い人は、他人に対して上から目線な態度を取りやすいです。
『上から目線な人』の特徴5選
上から目線な人の特徴は、以下のものがあります。
1.とにかく自分を大きく見せたい
とにかく自分を大きく見せたい人は、なにかにつけて上から目線な態度を取りがちです。
- 自分の方が格上であることを、相手に知らしめたい
- 自分のすごさを、相手に知らしめたい
どんな分野においても一目置かれたいと思っている人は、自分を大きく見せるために相手を見下した言動を発しやすい傾向があります。
2.自分の価値観を他人に押し付ける
自分に価値観を相手に押し付けて、それを飲まなければ相手を見下す人もいます。
- 自分の意見に絶対の自信を持っている…根拠はない
- 決められたルールや規則を丸暗記し、自分がすべてを知っている気になって指示を出したがる
自分の意見が一番なので、臨機応変に対応することができません。融通が利かず、自分の意見を押し付けて従わせようとするため、傲慢な印象を持たれて嫌煙されます。
3.勝ち負けにこだわり、自分に甘く他人に厳しい
なにに対しても勝ち負けにこだわり、自分に甘く他人に厳しい態度の人は嫌われます。
- 上から目線で相手をねじ伏せ、勝ち誇ったような気分に浸る
- 自分のミスは「しょうがない」けど、他人のミスは許さない
勝ち負けにこだわることは悪いことではありませんが、過程も大切です。上から目線な人は自分が勝たなければ意味がないため、相手が正論を言っていても聞く耳と持たず、相手が折れたら勝ったと勘違いします。
4.自分の知識が世界の常識と思っている
上から目線な人は自分の知識が世界の常識だと思っているので、自分が持っている知識を相手が持っていないとなると、途端に相手を見下します。
- 「そんなことも知らないの?」など、相手がまるで無知であるかのような物言いで見下す
- 「それでよく恥ずかしくないね」など、相手はできていない部分やミスを取り上げ、大きなミスをしたかのようなそぶりを演出する
自分の知識にない分野の専門知識を持っている人が現れると、途端に静かになります。
5.専門用語をやたらとねじ込んで話をしたがる
とにかく専門用語を使って誰かの会話の間に割って入ってマウントを取る人も、相手を見下したいと思っているタイプです。
- 専門用語を乱用し、相手がわからない分かったら「これくらい常識」とマウント
- 専門用語だらけでなにを言っているのかわからないという雰囲気になると、相手の知識不足を指摘してマウントを取る
日本人は日本語を使うので、カタカナの専門用語ばかり並べても尊敬のまなざしは向けません。困惑の雰囲気が立ち込め、話しかけるのを嫌煙しやすくなります。
上から目線な人との上手な付き合い方
上から目線の人と上手に付き合うためには、以下の方法を実践してみてください。
- 基本的には聞き流し、必要な情報以外は取り合わない
- 同じ立場であることを自覚させる…自分と同じ仕事を分担するなど
- ありのままを受け止め、信頼関係を構築する
相手がどうして上から目線の態度を取っているのかを考え、どう接するかを見極めましょう。人を選んでその態度を取っているのであれば、無理に付き合う必要はありません。
まとめ
上から目線な態度を取る人は、どうしてこのような態度を取っているのか相手をじっくりと見て分析してみましょう。相手の性格や性質を見極めることで、適切な対処方法が異なります。