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電子レンジ不可のものを電子レンジで加熱すると…
電子レンジで食べ物を加熱するのは、一般的な家庭ではよくあることです。しかし、どんなものでも加熱調理できるわけではありません。加熱不可のものを加熱してしまったら、最悪の場合電子レンジから火が出て火災が起きてしまうかもしれません。
絶対に電子レンジに入れてはいけない『7つのもの』
絶対に電子レンジで加熱してはいけないものは、以下のものになります。
1.缶詰
缶詰の中の食材を電子レンジで温めるのは、全く問題ありません。しかし、以下のような条件で缶詰の食材を電子レンジで温めるのはNG!
- 未開封の缶詰
- 開封後、缶詰のまま加熱
缶詰を電子レンジで加熱すると、発火する恐れがあります。未開封の缶詰は爆発する可能性もあるので、電子レンジで加熱するのは非常に危険!
2.生卵
多くの人が知っている、生卵の電子レンジ調理の危険性。生卵をそのまま電子レンジで加熱してしまうと、加熱に耐えられず卵が爆発してしまいます。卵を割ったとしても、卵を溶いていない限り爆発の可能性は高いです。
3.粘度が高い食材
粘度の高い食材とは、以下のようなものがあります。
- カレー
- シチュー
- ソース類…バスタソース・デミグラスソースなど
突沸し、急に破裂する恐れがあるので、電子レンジで加熱するのは危険。どうしても電子レンジで加熱すのであれば、ラップをかけて液体が飛び散るのを防ぎましょう。
4.水分が少ないもの
水分が少ない食材は、加熱調理すると食材が発火する恐れがあります。
- イモ類…サツマイモなど
- ニンニク
加熱前にいったん水にくぐらせて、食材にラップを巻くことで、水分の蒸発を避けやすくなります。
5.アルミホイル
アルミホイルは、電子レンジで加熱すると発火する恐れがあります。火花が散ることも少なくないので、そのまま加熱し続けてしまうと電子レンジが故障したり発火する恐れがあるので大変危険です。
6.あまりに小さい、少ないもの
電子レンジの中に、ほんのわずかな量の食材だけを入れて加熱するのはNG!離乳食作りの食材を加熱するために、数十グラムの野菜などを加熱することがあるかもしれませんが、食材に正しく熱が伝わらないため発火する恐れがあります。
7.油が多いもの
油が多いものは、電子レンジで加熱すると可過熱状態になって発火する恐れがあります。
- バターやマーガリン
- 天ぷら
- フライなど
揚げ物は、電子レンジに入れるだけの過熱では衣が水分を含んでしまい、食感を大きく損ねてしまいます。
電子レンジで温められないものを温める方法とは
電子レンジで温められないものを温める方法は、以下のものがあります。
- 容器を移して、食材だけ加熱
- 湯煎する
- オーブントースターや魚焼きグリルで温める
- 再度炒めたり、揚げ焼きなどの調理を行う
- せいろで蒸すなど
電子レンジが使えなくても、食材の加熱方法はさまざまあります。少し手間がかかりますが、電子レンジ加熱とは一味違った仕上がりになりますよ!
まとめ
電子レンジで加熱すべきではないものは、複数あります。特に食材を加熱する機会が多いものだからこそ、どのような食材を加熱すべきではないのか把握しておきましょう。