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コロナ禍でマスクマナーが注目される機会も増加
新型コロナウイルスが世界中で感染拡大する中、感染拡大を抑えるアイテムとしてマスクが再注目されました。日本国内でも、外出時にはほぼ全ての人々が着用しているのが現状です。
最近になり、マスク着用に関するルールや推奨内容が変わってきていますが、完全にマスクなしの生活に戻っていないため、マスクマナーに関する話題が度々上がることも多くあります。
マスク着用中のコミュニケーション術も意識して
マスクを着用している時に多くの人が配慮しているのが、マスク着用中のコミュニケーションです。
マスクを着用していると、声が篭りがちになったり、表情がわかりづらくなるといったデメリットが生じます。マスクを着用しながら他人のコミュニケーションを図るときは、いつも以上に笑顔を意識したり、声を少し大きく出すといった点を意識しましょう。
知らない間にやっている『マスクのマナー違反』4選
マスクを着用していても、つけ方を間違えていたり、扱い方を間違えていたりすると、相手によっては「マナー違反だ」「ちょっと不安だな」と不快感を覚える人もいます。ここでは知らない間にやっている『マスクのマナー違反』を紹介します。
1.顎にマスクをつけていて口が出ている
さまざまなメディアでも『誤ったつけ方』として提示されることの多い顎マスクは、ウイルスが出入りする鼻や口を覆っていないため、まったく意味をなしていません。
また、食事中にマスクを外さず、顎につけて食事をする人がいますが、マスクには多くのウイルスや埃などがついているため、ウイルスなどを食べ物と一緒に口の中に運んでしまう恐れがあります。
顎マスクはやめて、普段はしっかり鼻から口までをマスクで覆うようにし、食事中はマスクを外して食事するようにしましょう。
2.テーブルの上などに直接外したマスクを置く
外食時に、マスクを直接テーブルの上に置いてしまう人をよく見かけます。しかし、前述したように、使用済みマスクにはウイルスや埃など、さまざまな汚れが付着しています。
不衛生なマスクを食事するためのテーブルの上に置く行為は、自分はもちろん、その場にいる他の人にも迷惑をかける行為です。外したマスクはテーブルに置くのではなく、マスクケースや自分のバッグなどに入れるようにしましょう。
3.食事中以外もマスクを外して話し続ける
友人や同僚、家族と楽しく外食している時、食事中はもちろんマスクを外すでしょう。しかし、食事が終わったら、コロナ禍ではマスクを再び着用し、飛沫が周囲の人へと飛び散らないようにするのがマナーです。
食事中以外もマスクを外して話し続ける人は多いですが、中には「マスクなしであんなに会話をして」と不安に感じる人もいるので気をつけましょう。
4.冠婚葬祭で服装に合わない色のマスクを着用する
結婚式やお葬式などの冠婚葬祭では、マスクの色に悩む人も多くいます。やはりその場の雰囲気や服装に合わせて色を選ぶことは、基本マナーとして重要です。
例えば、結婚式であれば、華やかなドレスやスーツの色に合わせてマスクを選ぶと良いでしょう。黒のマスクはお祝いの場である華やかな結婚式には、あまり相応しくありません。
しかし、お葬式の場合は、華やかな色合いのマスクは少々不謹慎に映ることもあります。お葬式では、黒やグレー、淡い紫などのマスクを着用することが望ましいでしょう。
今だからこそおさらいを!正しいマスクのつけ方を解説
マスクは「なんとなく」でつけていると、意外と間違ったつけ方をしていることもあります。マスクを着用することに慣れてきた今だからこそ、改めて正しいマスクのつけ方を再確認しておきましょう。
- マスクは表裏を間違えないように着用する
- マスクは自分の顔のサイズに合ったものを選ぶ
- 鼻から顎まで覆うようにつける
- ワイヤー部分は鼻にフィットするように指で軽く抑えて形を整える
- マスクと顔の間になるべく隙間を作らないようにする
基本的な正しいマスクのつけ方は以上です。上記4つのポイントを押さえてマスクを着用しましょう。
マスクは状況に応じてマナーを守った着用方法を
コロナ禍でマスクのつけ方や外出先での扱い方が注目されています。少しずつマスクを外す場面も増えてきていますが、今だからこそマスクに関するマナーを再確認し、マスクを着用していても周囲と穏やかなコミュニケーションを図れるよう努めましょう。