活動家の男性らが『歴史的世界文化遺産』に “塗料噴射” も裁判所は容疑者を “無罪” に 刑事事件として “立証難しく” ネットでコメント殺到「普通に犯罪なのに刑事告訴できないのはモヤモヤが残る」「言論の自由って落書きすることなのか?」

活動家の男性らが歴史的世界文化遺産に塗料噴射 裁判所は容疑者を無罪に 刑事事件として立証難しく話題に

イギリス南部・ウィルトシャー州にある世界文化遺産「ストーンヘンジ」で2024年に起きた環境団体「Just Stop Oil(ジャスト・ストップ・オイル)」による抗議活動をめぐり、裁判所は活動家の男性ら3人に対し、刑事損害などの罪での有罪を認めず無罪判決を言い渡しました。判決は、表現の自由や抗議の権利をめぐる議論を呼んでいます。

事件は2024年6月、Just Stop Oilのメンバーがストーンヘンジの巨大石柱にオレンジ色の粉末を噴射したことから発生しました。粉末はコーンフラワー(トウモロコシ粉)やタルク、着色料などを混ぜたもので、環境への影響は限定的とされました。現場では粉が石に付着しましたが、英国の文化遺産管理団体「イングリッシュ・ヘリテッジ」は「目視できる損傷は確認されていない」と発表しています。

清掃には約620ポンド(約12万円)の費用がかかったものの、化学薬品を使わずに空気圧ブロワーで除去できたと報告されました。

3人の被告は起訴されましたが、ロンドンの裁判所は「永続的な損害は立証されていない」として無罪を宣告。検察側は、遺産保護の観点から「象徴的価値を傷つけた」と主張しましたが、陪審は行為が刑事事件としての損害を構成するとは言えないと判断しました。

今回の判決は、英国における環境運動のあり方と表現の自由の境界を問うものとして注目されています。

この話題に寄せられたネットの声

コメント

「5000年前の遺跡を汚すことが活動家ごっこだとでも思ってるみたいだね」
「ストーンヘンジが石油と何の関係があるんだ?」
「普通に犯罪なのに刑事告訴できないのはモヤモヤが残る」
「言論の自由って落書きすることなのか?」
「世界文化遺産って全人類の財産みたいなもんでしょ?それを個人が怪我していいわけないだろ」
「見せしめとして重罪に問うほうがよいかと・・・」

この話題には数多くの意見が寄せられていました。

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