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離婚することそのものは、悪いことではない
離婚と聞くと、どうしてもマイナスのイメージが先行しがちです。しかし、夫婦にはいろいろな事情があるため、離婚そのもののすべてが悪いわけではないのです。離婚を考えていて、今の自分たちが離婚に近い状態なのかを把握することも重要。
離婚直前の状態の夫婦に見られやすい特徴について、チェックしてみましょう。
『離婚直前の夫婦』の特徴6つ!
離婚直前の夫婦に見られやすい特徴は、以下のものがあげられます。
1.相手のことよりも自分のことを優先している
関係が良好な状態の夫婦であれば、自分のことだけでなく相手の用事なども優先して予定を組みます。
離婚を考えていて関係が冷え切った状態の夫婦は、相手のことではなく自分のやりたいことを優先しがちです。外出の予定も伴侶には伝えず、勝手に外出して帰宅し、食事も各々済ませるといった生活になりやすくなります。
2.お互い相手に無関心
お互いに心が離れていると、相手がなにをしているのかさえ把握できなくなります。
- どこに外出しているのか
- なにが食べたいのか
- 今好きなものはなんなのかなど
夫婦であれば共有しているような情報の共有ができておらず、相手になにかあっても基本的に関与しません。
3.スキンシップがない
夫婦であれば、キスやハグなどを行うのは自然なことです。離婚を考えていているのであれば、戸籍上相手とは夫婦であっても相手とのスキンシップは望みません。手を握られるだけでも拒否反応が出ることもあります。
4.日常的にDVやモラハラがある
DVやモラハラは、離婚につながる許されない行為です。相手の心身の健康状態を著しく悪化させてしまう行為なので、DVやモラハラがひどい場合は身の安全の確保を最優先にしてください。
5.衝突が頻繁に起こる
昔は日常会話が普通にできていたのに、今では顔を合わせればすぐに喧嘩をしてしまう。喧嘩のきっかけのは些細なものだけれど、顔を合わせるたびに喧嘩となると、疲れてしまいやすくなります。
また、喧嘩が多くなると謝る機会を逃しやすくなるので、二人の間に漂う空気が重く、険悪な雰囲気が払しょくできないまま生活することになる夫婦も少なくありません。
6.浮気をしている
浮気や不倫は、周囲を巻き込んで全員を不幸にする行為です。夫婦仲の悪化が浮気である場合、関係の再構築が難しく、相手への不信感を抱いたまま夫婦として生活しなければならなくなります。
離婚直前の状態を改善する方法
離婚直前のような状況だとしても、必ずしも離婚するというわけではありません。相手との関係を少しでも改善したいと思っているのであれば、以下のことを試してみてください。
- 環境を変えて、夫婦で話し合いをする
- 自分だけでなく相手にも譲るよう話を持ち掛ける
- 昔のような関係を目指すのではなく、新たな関係の構築を目指す
- 浮気をしている場合は、相手にバレないよう探偵に調査依頼を行って再構築可能かを見極める
関係の修復を行う場合、相手の気持ちも自分と同じであることが条件となります。相手の離婚の意思が固いのであれば、関係修復は困難かもしれません。今の状態を客観的にとらえ、今後どうすることが最善なのかを見極めてください。
まとめ
離婚直前の夫婦には、共通する特徴が現れやすい傾向です。夫婦関係があまりよくないのであれば、どの特徴が出ていないかをチェックし、今後どうすべきかを見極めましょう。