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お肉の種類で傷み方が違う
スーパーで売られている肉といえば、オーソドックスなものが3種類あります。
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏肉
今回は、上記の3種類を同時に購入したときに消費すべき順番についてご紹介します。バーベキューなどでいろいろな種類の肉を買って余った場合は、傷みやすいものから消費するよう心がけましょう。
どの種類から消費すべき?消費期限別に解説
先ほど紹介した3種類の肉の中で、傷みやすいものがどれなのかをご紹介します。
お肉を消費すべき順番
牛肉、豚肉、鳥肉を同時に購入した場合、まず最初に消費すべきは鳥肉です。鳥肉は雑菌が繁殖しやすいため、適切な環境で管理していたとしても、腐敗が進みやすい食品。購入時に鮮度が落ちているものを選んでしまうと、購入後持ち帰る道中で腐ってしまうこともあります。
次に傷みやすいのは、豚肉です。豚肉はいろいろな加工に仕方で販売されていますが、どれも鳥肉よりは長持ちします。だからといって、のんびり使ってしまうのはNG!
3種類の中で一番劣化が遅いのが、牛肉です。意外と思う人がいるかもしれませんが、牛肉は購入後ほかのお肉よりも日持ちします。消費期限や肉の状態を見つつ、できるだけ手早く調理しましょう。
鳥肉の消費期限
鳥肉の消費期限は、1~2日程度です。鳥肉の中でもささみは特に傷みやすいため、購入したらその日のうちに消費してしまうのがベスト!食べ物が劣化しやすい夏場は、購入した当日か、翌日中には消費しましょう。
豚肉の消費期限
豚肉の消費期限は、2~3日程度です。豚肉は劣化していても表面に出にくいため、劣化しているかどうかを見極めるのが難しいケースがあります。
傷んでいるかわからないものを使用するのは、不安ですよね。不安な思いをしないためにも、鳥肉同様に購入後できるだけ早く消費するのがおすすめです。
牛肉の消費期限
牛肉の消費期限は、3日前後です。豚肉よりも若干長持ちしますが、ほかの肉よりも劇的に長持ちするというわけではありません。ドリップの出ているものは鮮度が落ちているサインなので、購入時にチェック!
お肉が劣化したときのサイン
肉が劣化したとき、以下のような変化がみられやすくなります。
- 表面がヌルヌルする
- 生臭い
- 触れたあと、肉と指の間に糸ができる
- 肉の表面が黄色もしくは緑色に変色する
購入時と明らかに異なる外見になっている場合は、消費期限前であっても食べるのが厳禁!食中毒になってしまう恐れがあります。
高温多湿の場所に放置してしまうと、どんな肉であってもあっという間に傷んでしまいます。特に夏場は、買い物帰りに寄り道をしてしまうと肉が傷む可能性が高くなるので、できるだけ早く冷蔵庫に肉を入れるよう心がけましょう。
まとめ
肉は、種類によって劣化するスピードが異なります。傷みやすい肉を購入した場合は、消費期限にとらわれず、できるだけ早く消費するよう注意しましょう。