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いけないと思いつつも、ついイライラ
かわいいわが子、愛すべき伴侶、自分の味方でいてくれるはずの両親。心穏やかに過ごし、余裕をもって育児や家事に取り組むのが理想とわかっているけれど、現実はうまくいかないものです。育児をしていくうえで、イライラすることは多いもの。
どんなことでイライラしやすいのかをチェックして、家族みんなで育児に取り組めるよう心がけましょう。
子育てでイライラしてしまう『5つのこと』
子育てでイライラしやすいことは、どんな家庭でも見られやすいことばかりです。
1.子どもがあまりにもいうことを聞かない
子どもがあまりにもいうことを聞いてくれないと、大人であってもいらだってしまうものです。
- 頼んだことをやらない
- 宿題など子どもがしなければならないことに、いつまで経っても着手しない
- かんしゃくを起して自分の意見を通そうとする
- わがままばかり言うなど
子どもが望むことはかなえてあげたいと思うけれど、自分勝手なこと意見や行動を許すわけにはいきません。それを諭すときに耳を貸してくれない、拒否されたとなるとイライラしやすくなります。
2.自分の時間が全く持てず、疲労がたまっている
子育てをするにあたり、大人の目は欠かせないものです。しかし、一人でその役目を担っていると、気が休まらず疲労がたまってしまいます。育児に欠かせない大人の目の役割は、家族みんなで担うべきです。
「ママじゃないと…」という言い訳はNG。パパは母乳以外のお世話はできるので、ママに甘えず正面から子どもと向き合いましょう。
3.周囲の無理解、過干渉
育児を誰か一人に押し付けてしまうと、育児を一人で背負っている人の負担が大きくなるので要注意。
- 伴侶の無理解…仕事をしていることを言い訳に、育児や家事に参加しないなど
- 友達のいらない助言…こうすべき、それはダメなど
- 親や義両親からの過干渉…自宅にアポなし訪問し、ダメ出しや育児への過剰な口出しなど
無理解と過干渉は、育児をする人のメンタルを大きく削ってしまいます。
4.想像と異なることばかり起きて、ついていけない
育児に取り組むまでは、子育てを想像することしかできません。育児雑誌の一ページのように、キラキラとした育児を想像する人もいるでしょう。
しかし、実際の育児は、キラキラした場面が圧倒的に少ないものです。想像とは異なることばかり起きて、気持ちや体がついていけないことが多々あります。
5.職場復帰への不安
昨今、女性も男性同様に会社勤めをしている人が多い傾向です。しかし、産休明けに自分の席が空席かどうかは未定という会社も少なくないのが現状です。
1年ほど仕事を休むということは、職場に復帰できるかとおいう不安も大きくなりやすい傾向。復帰後うまくやっていけるかという不安が募り、子育てをしていてついイライラしてしまうという人もたくさんいますよ。
子育てのイライラを解決する方法
子育てのイライラを解消するためには、以下の方法を試してみてください。
- 十分な睡眠時間を取る
- 一人で外出する時間を作る
- 好きなものを、おなかいっぱい食べる
- 自分が思っていることを、相手にしっかりと伝える…育児の主導権が夫婦にあることを、同居家族にいうなど
- してほしいことを伝え、頼んだことを達成したら感謝の気持ちを伝える
- 相手に対して完璧を求めない
- なんでも話せる人との会話で愚痴を聞いてもらう
育児に関するイライラが溜まってしまうと、視野が狭まり精神的にも不安定になりがちです。我慢し続けると、健康を害してしまうこともあるので、できるだけストレスをため込まないようにしましょう。
まとめ
育児は、どうしても思い通りに進まないことが多いものです。ストレスをため込まないためにも、適度に息抜きができるよう周囲の人と一緒に育児に取り組めるようにしましょう。