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過干渉ってどんな状態?
過干渉といえば、親が子どもに対して過剰にかかわってしまい、子どもが望んでいないことまでやってしまうことです。子どもが望む、望まないにかかわらず、いろいろなことをしてしまうため、子どもが学ぶきっかけを摘み取ってしまう可能性があります。
過干渉にならないよう、過干渉な親がやってしまいがちな行動をチェックしてみましょう。
子どもにするべきではない『親の過干渉』3選!
子どもにすべきではない、親の過干渉とはどのようなものがあげられるのでしょうか。
1.子どもの行動を常に把握する
子どもの行動を常に把握し、先回りしてしなくてもよいアドバイスを行ってしまうのはよくありません。
子どもが立ち向かうべき困難を親が事前に解決してしまうと、子どもは親に頼り切ってしまうようになってしまいがち。なにも考えず親を頼って、自分が楽をすることばかり考えるようになってしまいます。
2.すべて先回りして子どもがすべきことを片付けてしまう
かわいいわが子には、できるだけ苦労や悲しい思い、苦しい経験をさせたくないと思うものです。しかし、子どもがすべき苦労を親がすべて処理してしまうと、学生時代に十分な経験が積めないまま大人になってしまいます。
社会に出て、ほかの人が当たり前に経験してきた小さな苦労を積んでいないとなると、大人の一員としての自信が持てず精神的に病んでしまうかもしれません。
3.子どもの行動をコントロールしようとする
子どものことを心配するあまり、子どもの思考や行動を自分が思う方向にコントロールしようとする親もいます。子どもの個性や自分で考える力を育てるきっかけを、失ってしまうことにつながる行為につながります。
子どもが健やかに成長するために大切なこと
過干渉になってしまうと、子どもの学びの場をつぶしてしまう可能性があります。子どもが健やかに成長するためにも、過干渉にならないよう注意しましょう。
- 子どもと合わない時間を作り、お互いの時間を過ごせるよう配慮する
- 趣味や特技の時間を作り、子どもだけでなくほかのことに意識を向けるようにする
- 子どもの交友関係を大切にし、過度に口出ししない
- 勉強や趣味など、子どものやり方に口出しせず任せる
子どものことだけを考えていると、つい口出ししてしまいやすいものです。子どもが自ら考え、行動するためにも、干渉しすぎないのが無難。子どもが困って意見を求めに来たときに、問題解決のヒントだけを与えるようにしましょう。
まとめ
過干渉になって子どもを監視したとしても、子どものためにはなりません。子どもが将来自立し、強く生きていくためにも干渉しすぎないよう注意しつつかかわっていきましょう。