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女の子の成長を喜ぶひな祭り
ひな祭りといえば、女の子の健やかな成長を願うお祭りです。事前にひな人形を飾り、雛あられやちらしずしなど特別で少し豪華な食事をするイメージの強い日といえます。
しかし、ひな祭りを祝うときには、気を付けるべきNG行為があるのです。やってはいけない行動を取らないよう注意しましょう。
ひな祭りでの『絶対NG行為』5選!
ひな祭りにすべきではない、NG行為をご紹介します。
1.雨の日に飾る
ひな人形は非常に繊細なものなので、付属品も含めて湿気に弱い傾向です。デリケートなものなので、天候が不安定で湿気が充満している日ではなく、晴れて心地のよい日にひな飾りを出しましょう。
2.玄関に飾る
美しいいでたちのひな人形ですが、人形なので運気を吸い取る効果を持っています。家族で過ごすリビングなどに飾る分には問題ありませんが、玄関に置いてしまうと玄関から入ってきたよい運気を吸い取ってしまうかもしれません。
3.ひな祭りの前日にひな人形を出す
ひな祭りの前日にひな人形を出すのは、一夜飾りといって縁起の悪い行為といわれています。一夜飾りは葬儀を連想させるため、前日までひな人形を出さないのはNG。
ひな人形は女の子を厄から守るパワーを持っているとされています。できるだけ早く、少し長い期間飾るのがおすすめです。
4.ひな人形を飾らずに過ごす
多忙でひな人形を飾る時間がなかったからといって、ひな人形を出さないままひな祭りを過ごしてしまうのはNG。ひな人形が家族の前に飾られるのは、ひな祭りの前後の数日のみであることが大半です。湿気の除去などの面も考慮し、早めに少しずつひな人形を出し始めましょう。
5.ひな人形の話題で喧嘩をする
ひな人形の前で、ひな人形のことを言い争うのはよくありません。ひな人形はひとつひとつ手作りなので、顔や雰囲気がそれぞれ異なります。購入時に家族で話し合い、もめないようにしましょう。
ひな人形の飾り方
ひな人形には、いくつかの飾り方があります。
- 七段飾り…15人の人形を飾る、一番豪華なひな飾り。人形以外にも、お雛様の化粧箱や御所車などがついている
- 五段飾り…三段目までは七段飾りまでと同じで、四段目に随身と仕丁を飾り、五段目に化粧箱などの嫁入り道具を飾る
- 三段飾り…五人囃子の段に嫁入り道具を一緒に並べるひな飾り
- 親王飾り…男女のひな飾りが一対になっており、現代で人気の高いひな飾り
ひな飾りには、いろいろな種類があります。大きなひな飾りは、とても大きくて豪華な印象。しかし、どんな家庭でも飾るというわけにはいきません。ひな人形を飾るスペースが限られている場合は、親王飾りのひな人形を飾って子どもの成長を祝いましょう。
まとめ
ひな祭りには、各家庭に合った方法でお祝いを楽しみましょう。ひな人形を飾る時期などに注意し、ルールを守って当日を楽しんでくださいね。