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子育てに夫が協力しない理由
子育ては、基本的に夫婦二人で行うものです。しかし、中には育児に非協力な夫もいます。育児をしない夫は、以下のような心理状態なのかもしれません。
- 育児は妻がすべきだと思い込んでいる
- 育児に協力しようと思ったけれど、なにをすべきかわからない
- 育児を手伝っても妻から怒られてばかりなので、取り組みたくない
上記の心理が働いていると、夫が育児に距離を取りやすくなります。
『子育てをしない夫』を上手に誘導する4つの方法・コツ
女性側としては、夫にも育児に取り組んでもらいたいものです。夫が育児に参加しやすくなるための工夫を実践し、夫婦で子育てに取り組めるよう心がけましょう。
1.育児を夫に任せてみる
百聞は一見に如かずという言葉があるように、まずは数時間育児を夫に任せてみましょう。妻がいない状態で育児をこなすのは、普段育児をしない夫が体験すると想像以上に大変なことです。
育児の大変さを知ってもらうことは、育児参加への大きな第一歩!できていない部分は責め立てず、夫婦でできていなかったことを確認しながら修正作業を行いましょう。
2.なにをすべきか指示を出す
初めてのことに取り組むとき、なにから手を付けるべきなのかわからないものです。夫が育児に参加するためには、まず夫がクリアできる課題を出してあげてください。いろいろなことを経験することで、徐々に視野が広がり、夫が育児に自然と参加しやすくなりますよ。
3.育児の見える化を行う
昨今ではと共働き家庭が多いため、夫婦で家事の見える化を行って家事を分担しているという家庭が多い傾向です。家事の見える化を行う要領で、育児の見える化も行ってみましょう。
4.協力してくれるようになったことを褒める
なにかやってくれたことを、ことあるごとに褒めてあげるというのは、面倒だと思う人が多いのではないでしょうか。夫が協力的になってきてくれたことを把握しておき、「○○してくれるようになってくれてありがとう」「毎日助かっているよ」など、感謝の言葉を伝えましょう。
子育中、夫にいうべきではないこと
育児の主導権が妻にある場合、夫にいってはいけないNGワードを口にしてしまいがちです。
- 「さっき(前)も教えたけど」と前置きをする
- 「頼んだことってやったよね」と、完了している前提で声をかける
- 「ここ、できていないんだけど」と、不満や愚痴を言いながら、夫のできていないことの後処理をする
妻は毎日の育児で自然と身についていることでも、普段育児に参加する時間が限られている夫はまだ身についていないことがたくさんあります。
自分ができていることを夫ができないとなると、育児中ということもあり余裕がなくて相手をとげのある言葉をかけてしまいがち。お互いに気持ちよく育児に取り組むためにも、とげのない言葉を選んで、夫と良好な関係を築けるよう心がけてくださいね。
まとめ
育児は、夫婦力を合わせて行うべきことです。できていないことは教えあい、どちらかだけに大きな負担がかからないよう配慮しあってくださいね。