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学歴コンプレックスとは
学歴コンプレックスとは、自分の学歴に負の感情を抱いている状態を指します。学歴コンプレックスを招いてしまう原因は、以下の通りです。
- 幼いころから、両親に学歴第一で育てられた
- 頑張りを認められないまま成長した
- 学歴による差別を受けたことがある
- 学歴が原因でいじめられたことがあるなど
低学歴であるだけが、学歴コンプレックスの原因となるわけではありません。高学歴であっても、学歴コンプレックスを持つ人もいます。
『学歴コンプレックス』を抱きやすい人の性格や特徴6選
学歴コンプレックスを抱きやすい人には、以下の特徴がみられやすい傾向です。
1.他人と自分の学歴を比較する
学歴へのこだわりが強い人は、自分の学歴だけでなく周囲の人の学歴も気になりやすい傾向です。相手の学歴と自分の学歴を比較し、優劣をつけるような考え方や態度をとってしまいがち。学歴だけにこだわり続けると、周囲から人が遠のいてしまう原因につながります。
2.肉親や伴侶の学歴自慢をしたがる
自分自身の学歴に負の感情を抱いている人は、交際相手に高学歴の人を選びやすい傾向です。また、自分の肉親や親族の中に有名な大学を卒業した人がいる場合、過剰に周囲の人にアピールすることもあります。
自分の周囲の人の学歴を自慢することで、自分のコンプレックスとなっている部分にふたをしようとしているのです。
3.プライドが高い
他人が持っているものを自分が所持していない、他人ができていることが自分にはできない。このような自分が不利になりうる状況を絶対に認めず、ほかのことでマウントを取りたがるプライドの高い人は、学歴コンプレックスを抱きやすいケースがあります。
4.学歴の話題を極端に避ける
学歴に劣等感を抱いている場合、学歴の話を避けたがる人もいます。
- 学歴の話題になったら黙り込む
- 話をそらそうとして、まったく関係ない話題を振ってくる
上記のように、自己防衛しようとする行動を取りがちです。
5.完璧主義者で嫉妬深い
完璧主義者は、周囲だけでなく自分に対しても完璧であることを求めがちです。学歴も自分の考えた通りにしたいと思いながらも、そうはいかないのが現実。自分の思い描いた通りにならなかったことに対して、過剰に執着して失敗としてとらえてしまうのです。
周囲に自分が思い描いていた学歴の人がいると、その人に対して嫉妬の念を抱くこともあります。
6.ネガティブで過去にとらわれがち
学歴が、今までの経歴なので、修正したり嘘をつくわけには行けません。高学歴ではないことに対してネガティブな感情を抱いてしまうと、学歴コンプレックスになりやすいので要注意!
また、高学歴な人でも職場などで「あの大学を出たのに、そんなことも知らないのか」と揶揄されて他人の過去の言動にとらわれてしまうこともあります。
学歴コンプレックスを克服する方法
学歴コンプレックスを克服するためには、以下の方法を実践してみましょう。
- スキルアップを試みる…本を読む・資格取得・通信制の学校に通うなど
- 結果を評価してくれる仕事を選ぶ
- 自分のよいところを見つける
- 自分が納得できて、人に喜んでもらえる仕事に就く
生きていく上で学歴は一つの目安になりますが、学歴だけで人生のすべてが決まるわけではありません。
就職などで、一定以上の学歴が必須である場面は少なからずあります。しかし、学歴を問わない職種も少なくなく、学歴にとらわれない魅力あふれる仕事はたくさんありますよ。時間をかけて、コンプレックスの改善に取り組みましょう。
まとめ
学歴コンプレックスを抱えている場合、なにが原因なのかを突き止めることからスタートしてみてください。原因を解明し、改善できる部分から少しずつ着手し、コンプレックスを克服しましょう。