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子どもに感謝の気持ち、伝えていますか?
毎日接しているからこそ、自分の子どもに対して感謝の気持ちを述べる機会を見失いがち。親子だからこそ、どこか照れ臭く、感謝の気持ちを伝えることはおろそかにしがちな行為です。
しかし、親が子どもに対する感謝の気持ちを表すということは、子どもの心の発達に欠かせないこと。子どもが今後よりよい人生を歩んでいけるように心を育むためにも、感謝の言葉を伝えるよう心がけましょう。
子どもに感謝の気持ちを伝える『4つの方法』
子どもに感謝の気持ちを伝える方法は、以下の通りです。子どもの心を豊かにはぐくむためにも、実践してみる価値アリ!
1.親がお手本になって、周囲の人に感謝の気持ちを伝える
子どもがなかなか「ありがとう」と周囲の人への感謝の気持ちを伝えない、周囲に感謝する気持ちが少ないとな感じている場合、親の普段の言動を振り返ってみる必要があります。
子どもは、親の行動をよく見ています。周囲の人に対して親が感謝の気持ちを伝えていないのであれば、子どもが周囲の人に対して感謝する必要がないと思っているかもしれません。
子どもに感謝の気持ちを持ってほしいと願うのであれば、まずは親が周囲の人に感謝する姿勢を見せるべきです。
2.子どもに感謝する時間を設ける
子どもと1日の終わりに、その日あった楽しいことに対する感謝の振り返りを行うことで、子どもの感謝の気持ちを育みやすくなります。子どもが思うままに、楽しかったことを口に出して感謝することが重要!
子どもの言ったことに対して、親が否定的な声掛けをし、感謝すべきことを考え直させるのはよくありません。
3.感謝する気持ちを無理強いしない
子どもがある程度大きくなっているにもかかわらず、「ありがとうは?」「お礼を言いなさい」など強制してしまうのはNG。子どもの心を育むどころか、子どもはなにかしてもらったときには感謝しなければならないと、思い込んでしまう可能性があります。
4.家事や掃除などを手伝ってもらい、感謝の気持ちを伝える
子どもの年齢に応じたお手伝いをしてもらい、できたときには「ありがとう」「助かったよ」と感謝の気持ちを伝えましょう。感謝の気持ちを伝えることに対する恥ずかしさが和らぐため、実践しやすい方法です。
感謝の気持ちを持つメリット
親が子どもに対して感謝の気持ちを伝えると、以下のようなメリットがあります。
- 子どもの自己肯定感がアップする
- ポジティブな考え方が身に付きやすくなる
- ネガティブな感情を抱きにくくなる
- 幸福感が高まる
- 睡眠も質が上がる
- 自制心を高める
子どもにとって、親は特別な存在です。大好きな親からの感謝の言葉は、子どもの心を豊かにするだけでなく、子どもの人生を豊かにすることにもつながっています。小さな「ありがとう」を親子で積み重ね、豊かで温かみのある心を育みましょう。
まとめ
子どもの人生を豊かにするためには、親との深いかかわりが欠かせません。親子で感謝しあい、優しい気持ちを大切にできるよう接していきましょう。