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怒るとものに当たる人も心理
自分が不快だと思うことが起こると、我慢できずにものに当たる人を見かけた経験がある人は多いのではないでしょうか。物に当たる人が身近にいると、いつ暴れだすかわからないので少し戸惑ってしまいがち。まずは、物に当たり人の心理に触れてみましょう。
- 人に手を上げてはいけないから、物に当たっている
- 自分の感情に配慮してほしい
- ただ単に物に当たりたいと思い、素直に行動している
人によってものに当たる理由はいろいろあります。
『物に当たってしまう人』の特徴や性格6選!
物に当たってしまう人の特徴とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
1.短気で怒りの動線が短い
怒りの頂点に到達するまでの動線が短い人は、カッとなった勢いに任せて物に当たってしまうことがあります。怒りを鎮めるために取っている行動なので、自分の行動の善悪については二の次という認識になっていることもあります。
2.口下手で自分の気持ちを言葉で表せない
思っていることを上手く言葉で表せず、相手から矢継ぎ早に質問や叱責を繰り返されると、口下手な人はさらに言葉が出なくなってしまいます。
言いたいことは腹の底にあるのに、それを言わせてもらえないためフラストレーションがたまり、物に当たってしまうのです。
3.周囲から一目置かれたい
物に当たることで、自分の強さを強調している人もいます。実績や実力が伴わない人に多く見られやすく、馬鹿にされたくないという気持ちが強い人に見られやすい傾向。
自分を強く見せたいという欲求を満たすべく、大きなも音を立てて物に当たっているのです。
4.人に意見できない小心者
職場や学校などで自分の意見を人にいうことができず、ストレスを溜めがちな人は、物に当たってしまいやすい傾向です。小心者だからこそ、人ではなく物に当たることしかできず、普段静かな分周囲から冷たい視線を向けられてしまいがち。
5.ストレスの発散方法がわかっていない
自分に合うストレスの発散方法がわかっていない人は、ストレスをため込み、限界を突破したら物に当たってしまいます。
悪いことをしたと思う反面、こうすることしかできないという気持ちもあるため、気分はスッキリしないけれど同じことを繰り返してしまう人も少なくありません。
6.今のイライラを治めることしか頭にない
今頭の中にあるイライラを、なんとか今すぐ発散させることしか頭にない人も、物に当たってしまいがちです。
あとのことを考えず、周囲の空気がどうなるのかという配慮ができない傾向があるため、物に当たっても深く反省しない人もいます。
物に当たるのを改善するための方法
物に当たるクセを改善したいと思っているのであれば、以下のことを試してみましょう。
- 当たりやすい物を周りから無くす
- 頭に来たら深呼吸して気持ちを落ち着かせるよう心がける
- 一人になって冷静になれるよう工夫する
- ストレスの発散方法を見つける
- 自分の気持ちをノートなどに書いて目に見える形にして、言葉で表せるようトレーニングする
- 物に当たることで、周囲に迷惑をかけていることを自覚する
物に当たることでとっさにストレスを発散しているという自覚があるのであれば、ほかのことでストレスを発散できるよう心がけましょう。
物に当たることで周囲にどのような影響があるのかを客観的に捉え、改善するよう心がける努力を積み重ねることで、自分の行動を制御しやすくなりますよ。
まとめ
物に当たることは、多かれ少なかれ多くの人が体験することです。それをクセにしてしまわないよう注意し、自分の行動に責任を持てる大人に成長しましょう!