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飲食店で出されるおしぼり
飲食店に行くと、おしぼりが提供されますよね。暑い夏には冷たいもの、寒い冬にはホカホカのおしぼりが提供されると、利用する人はうれしいものです。
おしぼりはお客さんに貸し出されているものですが、どんな使い方をしてもよいというわけではありません。中にはNGな使用方法もあるので、ぜひチェックしてみてください。
『おしぼり』のNGな使い方4選!
おしぼりの間違った使用方法は、以下の通りです。
1.化粧落としとして使用する
おしぼりを、化粧落としや化粧直しに使用するのはNG。化粧品は、水に落ちにくいため、おしぼりを回収したあとの洗浄が上手くできない可能性があります。汚れた手を拭いたあとのおしぼりを化粧直しに使用してしまうと、顔やメイク道具に雑菌が付着する原因にもつながりますよ。
2.コーヒーや醤油など、洗っても落ちないものを拭き取る
おしぼりは、使用後回収業者が引き取って再度洗浄してほかのお客さんの元へ提供されます。したがって、水洗いして落とせないものをおしぼりで拭くのはマナー違反!
- コーヒー
- 醤油
- 油もの
- ケチャップなど
上記のものをテーブルにこぼした場合は、紙ナプキンで拭き取ってくださいね。
3.雑巾として使う
おしぼりでテーブルを拭いたり、汚れたものを拭き取るといった雑巾のような使い方をしてしまうのはNG。おしぼりは手先をきれいにするためのものなので、指先に付いたもの以外を拭き取るのには適していません。
4.手以外の部位を拭く
おしぼりは、以下の体の部位を拭くためのものではありません。
- 顔
- 口周り
- 首など
顔を拭くことはルール違反ではありませんが、洗浄後次に使う人のことを考えたら顔は拭かない方が無難です。首筋の汗などの体の汚れや雑菌が明らかに多く含まれている箇所を、おしぼりで拭き取るのはやめましょう。
おしぼりの正しい使い方
おしぼりの正しい使い方は、手を拭くことです。それ以外の用途で使用してよいものではありません。使用済みのおしぼりは、回収されて業者に引き渡し、洗浄して再度使用されます。自分が使ったあとのおしぼりをほかの人が使用することを想定して、おしぼりを使いましょう。
少し高いお店などでもおしぼりが出されますが、ただ手を拭くのではなく、少し上品な手の拭き方を知っておくと恥ずかしい思いをせずに済みますよ。
- 折られているおしぼりはひと折り分、丸まっているものは1/3広げる
- 指の第二関節よりも上を拭く
- 最初の状態に近い形になるよう畳む…使用した面を内側になるよう配慮
上記の方法でおしぼりを使用すると、上品に見えますよ。
まとめ
おしぼりは、手を拭くために用意されたものです。のちに使用する人のことを考えて、おしぼりの使い方を見直しましょう。