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ご祝儀袋選びは重要!
結婚式に参列する際、ご祝儀を包みますよね。ご祝儀袋選びは、お祝いする気持ちを表すものなので、こだわったものを選びたいものです。
しかし、デザインだけでご祝儀袋を選んでしまうのはNG。場合によっては、相手に対して失礼なものを選んでしまう可能背うがあるので、選ぶべきではないご祝儀袋の特徴を把握しておきましょう!
ご祝儀袋の『5つのタブー』
ご祝儀袋にまつわるタブーを知り、相手に失礼のないよう配慮しましょう。
1.割り切れる金額を包む
ご祝儀袋に包む金額は、割り切れない数である奇数のお金を包むのがマナー。1人で参加するならば3万円、夫婦で参加するなら5万円など、結婚式を挙げる人との間柄を考慮した金額を包みましょう。
また、ご祝儀袋に包むお金は、新札を入れるのもマナーです。新しい生活をスタートさせる夫婦を応援する気持ちで、お金を包んでくださいね。
2.ちょうちょ結びののしを選ぶ
のしには、いろいろな種類があります。見慣れている形は、ちょうちょ結び。だからこそ、ちょうちょ結びののしのものを選びたくなるものです。
しかし、ちょうちょ結びののしには、何度でも結び直してほしいという意味があるため、結婚式では選ぶべきではありません。
3.金額に見合わないご祝儀袋を使う
ご祝儀袋は、中に包む金額によって袋の価格が異なります。
- 3万円…200~300円のご祝儀袋
- 5万円…300~400円のご祝儀袋
- 5~10万円…400~500円のご祝儀袋
結婚式には出席しないけれど、お祝いとして1万円包む場合は、水引やのしが印刷されているご祝儀袋で問題ありません。のしの数が10本あるかを確認して、購入しましょう。
4.相手を選らばず自分の好きなデザインのご祝儀袋を選ぶ
ご祝儀袋を選ぶとき、自分とどんな間柄の人が結婚するのかを考えずに自分の好みのデザインのものを選んでしまうのはNG。
友人や同僚であれな自分らしさを全面に出したご祝儀袋を選んでも問題ありませんが、上司や取引先の人の結婚式に参加するときはシンプルなデザインのものを選ぶのがマナーです。
5.名入れがボールペン
ご祝儀袋ののしに名前を書くとき、ついボールペンを使って名前を書いてしまいがちです。結婚式ののしに名前を入れるときは、筆を用いるのがマナー。ボールペンを使って名前を書くのはマナー違反になってしまうので、注意してください。
また、墨汁が薄い状態でのしに名前を書いてしまうのもマナー違反。薄まった墨汁で名前を書くのは、お葬式にのときに出すお香典に記名するときのマナーです。
適切なご祝儀袋の選び方
相手に敬意と祝福の気持ちを込めてご祝儀を送るためにも、以下のものポイントが含まれているかをチェックしましょう。
- のしと水引が含まれている
- 水引は、結びきり・あわじ(あわび)結びのものを選ぶ
- 金額に応じたご祝儀袋を使う
- ご祝儀袋に名前を書くときは、筆で記名する
ご祝儀袋の価格とのしや水引の有無を確認して、自分らしいデザインのものを選びましょう。包む金額に見合ったご祝儀袋を選び、結婚する大切な人を心からお祝いしてくださいね。
まとめ
ご祝儀袋は、結婚式で相手に手渡す、一生の思い出にもなり得るものです。相手に失礼のないよう、チェックすべきポイントを把握してご祝儀袋を選びましょう。