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いろいろな人が使う銭湯
銭湯は、子どもから大人まで幅広い年齢層の人が利用する場所です。人との交流ができ、広い浴槽で足を延ばしてゆったりとできる反面、基本的なマナーを守らなければなりません。
周囲の人に不快な思いをさせないためにも、NGな行動を取らないようにしましょう。銭湯で守るべきマナーも紹介しているので、銭湯に行く前にチェックしてみてください。
銭湯で絶対にしてはいけない『NG行為』5選
銭湯ですべきではないNGな行動は、以下の通りです。
1.歯磨きや鼻をかむ
銭湯は、不特定多数の人が体を清潔にするために利用する場所です。
- 歯磨きをする
- 口をゆすぐ
- 鼻をかむ
- 痰を吐く
- 咳やくしゃみをまき散らすなど
上記のような行為は、不快な音を立てて周囲の人に悪い印象を与えてしまいます。自宅で行っている行為の中には、ほかの人に対する配慮に欠けるものがあるため注意しましょう。
2.使ったものを片付けない
銭湯には、イスとオケが用意されています。洗い場でイスやオケを使い、そのまま放置してしまうのはNG。自分が使ったものは、責任を持って元の場所に戻しておきましょう。
それだけでなく、使用後は泡や髪の毛などが残っていないかチェックして、残っていなかったとしても洗い流して元の場所に戻すよう心がけてくださいね。
3.体を洗ったときに使ったタオルを湯船に入れる
体を洗うときに使ったタオルには、石鹸カスや体のアカなどが付いています。よくすすいだとしても、完ぺきに汚れを落としきれないものです。いろいろな人が使用する銭湯の浴槽に、使用済みのタオルを浸けてしまうと、汚いと感じる人がいるので注意してください。
4.体を洗わずに湯船に入る
銭湯の湯船は、いろいろな人が浸かります。体や頭にその日の汚れがこびりついている、脱衣直後の状態でそのまま湯船に浸かってしまうのはNG。体の汚れを落とすためにも、髪の毛を含む全身をきれいに洗ってから湯船に浸かるようにしましょう。
5.大声で話す
大声で人と話すと、周囲の人に迷惑をかける可能性が高いです。
- つばが飛ぶ
- 大きな声がこだまし、居づらい
- ゆったりと過ごしにくい雰囲気になってしまう
大きな音が苦手な人は、銭湯で響く音が耳に刺さってしまい、心地よく利用できなくなってしまいます。いろいろな人が利用する場であることを念頭に置いて、人と話すときの声量に配慮しましょう。
銭湯で守るべきマナー
銭湯でのマナーは、決して特別なものではありません。みんなが使う場所という意識を持って使用すれば、自然とルールが見えてきますよ。
- 湯船に入る前に、体を洗う
- 使用した場所と物に、泡や髪の毛が残らないよう洗い流す
- 髪が長い場合は、湯船に抜け毛が浮かばないよう縛っておく
- お湯が出ている付け根に入らない
- 鼻をかむ、口をゆすぐなど、不快と思われやすい行動はとらない
- 幼児と入浴する際、手をつなぎ、走らないよう事前に声をかけておく
- 持参した石鹸や使用済みタオルを湯船に浸けない
- 体を拭いて、脱衣所に向かう
銭湯でリラックスすることはよいことですが、自宅のように好き勝手に使用してよいわけではありません。あとから使う人のことを考え、みんなが気持ちよく使える場所という意識を持って行動しましょう。
まとめ
銭湯は、自宅のお風呂とは違います。まずはその点に注目し、みんなが使う場所という意識を持って使用するよう心がけてくださいね。