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大根の賞味期限の目安
大根は、状態によって保存期間が異なります。また、保存する場所によっても、目安の賞味期限がことなります。どんな状態でどこで保存するのかをチェックして、目安となる賞味期限を把握しましょう。
- 冷蔵…カットしたものは2~3日・半分のものは1週間ほど・丸ごと1本は2~3週間
- 冷凍…生のままだと1か月・すりおろすと2週間ほど
- 常温(夏以外)…冷暗所で丸ごと1本の場合は3週間~1か月
目安の賞味期限を守って、使い切りましょう。
大根を腐らせてしまう『絶対NG行為』5選
大根を腐らせてしまう行為は、以下の通りです。
1.寝かせて保存する
大根は、本来立っている状態で土に埋まっています。冷蔵庫で保存するときも、立てて保存するのがベスト!ペットボトルや牛乳パックを使って、立てて保存しましょう。大根を寝かせて冷蔵庫に入れると、床と接している部分が劣化しやすくなります。
2.高温多湿の場所に置く
大根は、冬に旬を迎える野菜です。スーパーでは年中購入できますが、高温多湿の環境に対する耐久性は高くありません。水分が多い野菜なので、高温多湿の場所に置いておくと劣化を早めてしまいます。
3.濡れたまま保存する
大根だけでなく、野菜全般にあてはまることですが、濡れたままの状態で冷蔵庫や野菜室に入れるのはNG!濡れている場所から、カビが発生しやすくなります。
野菜は、一度カビが生えると、野菜全体にカビの菌が回ってしまうので食べるのは危険です。
4.葉をつけたまま保存する
大根の葉をつけたまま保存してしまうと、葉が根の部分からどんどん栄養を吸い上げてしまいます。本来メインで食べるべき根の部分の味が落ちてしまうため、葉付きの大根を購入したら葉を切り離して保存しましょう。
5.そのまま冷蔵庫に入れる
大根を購入して、そのままの状態で冷蔵庫に入れてしまうのはNG。冷蔵庫や野菜室は乾燥しているため、大根から水分が抜けてしまいやすくなります。表面にシワができたり、根がカリカリになってしまうと、食べたら食中毒を起こす可能性があります。
大根の正しい保存方法
正しい大根の保存方法は、以下の通りです。
- 1本丸ごと…水分を拭き取って新聞紙でくるみ、ビニール袋に入れて立てて冷蔵保存
- カット後の大根…切り口をキッチンペーパーでくるんで、立てて冷蔵庫で保存
大根は、正しい保存方法を守れば、切っていたとしても長く保存できる野菜です。難しい手順は含んでいないので、自宅にあるものを使って上手に保存しましょう。
土から収穫した大根であれば、再度土に埋めると長く保存できますよ。スーパーなどで売られているものは、収穫して水洗いしており、時間が経過しているので土に埋めるのはNGです。
まとめ
大根の正しい保存方法は、決して難しいものではありません。NGな保存方法を把握して、購入した大根の劣化を早めないよう注意してくださいね。