お通夜や告別式で遺族にかけてはいけない『絶対NGワード』6選

葬儀で手を合わせている女性

お通夜や告別式では、故人を悼むためにも正しいマナーを理解しておくことが大切です。また、身内に不幸があった遺族に対して、配慮した行動を心がける必要があります。そこで今回は、お通夜や告別式で遺族にかけてはいけない絶対NGワードを紹介します。

お通夜や告別式には知っておくべき作法が多い

葬儀の祭壇

歳を重ねるごとに、お通夜や告別式へ参列する機会が増えていきます。お通夜や告別式はとても厳粛な場です。そのため、大人であれば知っておかなければいけないマナーが多く存在します。

服装や参列する際に執り行われるお通夜の流れ、香典、そして遺族へかける言葉…覚えることが多く戸惑う人も多いと思いますが、きちんと故人との別れを行うためにも、そして大人として正しいマナーを身につけるためにも、お通夜や告別式でのマナーを理解する必要があります。

お通夜や告別式で遺族にかけてはいけない絶対NGワード6選

お葬式で泣く男女

お通夜や告別式に参列する際、身内を亡くした遺族に対して最大限の配慮をする必要があります。かける言葉によっては無作法と捉えられたり、遺族の心の傷を広げてしまったりする恐れがあります。ここではお通夜や告別式で遺族にかけてはいけないNGワードについて紹介します。

1.「泣いていると〇〇も悲しむよ」

よくお通夜や告別式で遺族を慰めよう、笑顔を取り戻してもらおうと「泣いていると個人も悲しむよ」という言葉をかける人がいます。良かれと思って使っている言葉だと思いますが、身内を亡くし泣くほど悲しみに暮れている遺族に対しては少々辛い言葉でしょう。

本人も悲しみを忘れられるものなら忘れたいでしょうが、大切な身内を亡くしたのです。悲しいという気持ちから泣いてしまうのは、止めようにも止められません。

むしろ、身内を亡くしたばかりの時期は、しっかり身内の死と向き合い、悲しみ悼むことが大切です。悲しむことをやめさせようとするのではなく、気持ちに寄り添ってあげる言葉が適切です。

2.「早く元気を出してね」

「早く元気を出してね」という言葉も何気なく使いがちですが、感傷的になっている遺族にとっては、少々無責任な言葉に聞こえるかもしれません。

身内を亡くすという経験は、想像を絶する辛さです。故人が近しい親族であればあるほど、その悲しみを癒すには時間がかかります。

「早く元気を出して」という言葉は、伝えている側は深い意味なく「元気になってほしい」という意味で使っているでしょうが、弱っている時に言われると「早く元気にならないと」と、どこか責任感のように感じてしまう人もいます。

3.「悲しいことは早く忘れてね」

時々、遺族に元気になってほしいという思いから「悲しいことは忘れて」という旨の言葉をかけている人を見ますが、これは遺族からすればあまりにも無神経な言葉です。

「悲しいこと」というのは、この場では故人の死を指します。大切な身内である故人の死を早く忘れてという言葉は、遺族にとってあまりにも無神経であり、無礼ではないでしょうか。

4.「これからはあなたが頑張らないと」

これは配偶者を亡くした遺族にかけられることが多い言葉です。「早く元気になってほしい」「これから頑張ってほしい」という善意からかけられた言葉かもしれません。

しかし、大切な人を亡くした遺族にとって、お通夜や告別式が執り行われる時期は、未だ悲しみに暮れている状態です。正直、先のことを考える余裕はないでしょう。

それにもかかわらず、重責を負わせるような言葉は、遺族にとって負担にしかなりません。大切な人が亡くなったというあまりにも辛い出来事に、さらにこれからのことを考えるとなると、気を病んでしまうほどの不安を感じていることでしょう。

「あなたが頑張らないと」「あなたがしっかりしないと」という負担を強いる言葉ではなく、「何か困ったことがあったらいつでも頼ってね」など、遺族に寄り添う言葉掛けを意識してください。

5.「あの時、〇〇していれば良かった」

病気や事故などで亡くなった故人を思い、つい「あの時、こうしていれば良かったのかも」などと口に出してしまう人がいますが、これも遺族にとって後悔の念をさらに増幅させる言葉となります。

特に、故人の死に対して少しでも後悔を感じている人からすれば「やっぱり私のせいなのかも」「どうしてあの時、こうしてあげなかったのか」と余計に悲しみや後悔を感じさせてしまいます。

悲しみに暮れている人に、さらに悲しみを上乗せするような言葉は絶対に避けましょう。お通夜や告別式では、1つ1つの言葉に注意を払ってください。

忌み言葉にも要注意

忌み言葉とは、その場において不吉だから言ってはいけないとされている言葉のことを指します。お通夜や告別式は、死にまつわる場であるため、以下のような言葉が忌み言葉としてタブーとされています。

  • 「死」に関わる直接的な表現
  • 「死」を連想する言葉(亡くなる、消えるなど)
  • 不幸の連続を連想する『重ね言葉』(重ね重ね、度々など)
  • 不幸の連続を連想する言葉(繰り返し、再びなど)

つい使ってしまいがちな言葉が多いですが、なるべく意識的にこのような忌み言葉は使わないように注意しましょう。

お通夜や告別式では遺族への配慮を忘れずに

お通夜や告別式に参列する際は、間違っても、遺族の悲しみを増幅させるような言葉や、負担を強いるような言葉をかけてはいけません。悲しみに暮れている遺族に寄り添うような言葉掛けを意識するようにしましょう。

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