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優しくしたいのに…我が子につらく当たってしまう
かわいいはずの我が子に、つらく当たってしまう。まずは、子どもに言ってしまう可能性がある暴言の種類についてみてみましょう。
- うるさい!
- おいていくからね
- ママ知らない
- なんでちゃんとしないの!など
つい言ってしまいがちであり、誰でも一度は口にしてしまいやすい言葉です。自分を責めすぎず、暴言を浴びせてしまわないような工夫を実践しましょう。
子どもに暴言を言ってしまうときに試したい改善方法5選
子どもに暴言を言ってしまうときに試してみたい、改善方法をまとめました。
1.怒ってしまう自分の気持ちを受け止める
子どもは、親の思い通りに育つわけではありません。子どもの行動や言動に対して怒りの気持ちが沸いてしまうことは、親も人間なのであって当然のことです。
子どもに浴びせた言葉だけを責めてしまうのではなく、自分の心の中にある怒りの感情を自分自身で受け止めてあげる事で、気持ちが治まりやすくなりますよ。
2.子どもの年齢を加味する
周りの子どもができていることが、自分の子どもだけできないと焦ってしまいがち。しかし、乳幼児は月齢によって発達の違いが大きく出やすいのが特徴なので、焦りは禁物です。
子どもの年齢や月齢を考え、「まだ○年しか生きていないのだから」と考えることで、感情的な言葉を子どもに投げにくくなります。
3.暴言を言ったことに対して子どもに謝る
自分の子どもであっても、悪いことをしたと思ったのであれば謝るべきです。子どもが小さければわからないだろうと思い、悪いと思いつつも自分を正当化してしまうのはNG。
「ごめんね」「仲直りしてくれるかな」「ママが悪かったよ」と自分の非を認めて謝罪をすることで、子どもの気持ちが救われやすくなります。
4.家族と役割分担をして背負い込まないようにする
育児の全てを一人で背負い込むのはよくありません。母親一人で育児をしなければならないわけではないので、父親や自分の両親などを頼り、それぞれ役割を持ってもらうことで、育児の全てを抱え込むのを防ぎやすくなります。
5.子どもと距離を取る
四六時中子どもと一緒にいると、どんな人であっても息が詰まります。子どもがまだ話せない、上手くコミュニケーションが取れない年齢であれば、母親一人で育てていくのは非常に困難です。
心がいっぱいいっぱいになってしまう前に、定期的に子どもと距離を取って心を回復させましょう。伴侶や両親、保育園の一時預かりなどをフル活用して、ストレスをため込まないよう心がけてください。
暴言を繰り返すと起こる可能性があること
子どもに暴言を浴びせ続けてしまうと、子どもの心に深い傷を負わせてしまうかもしれません。
- 他人に対して、暴言や暴力を振るうようになる
- 親に対して、反抗的な態度を取る
- 自己肯定感が低い状態で成長し、将来的に精神疾患を患う可能性が高まる
- 親の真似をして、きょうだいに対して怒鳴る
- 自分の気持ちを親に話さなくなるなど
暴言ばかり子どもに浴びせていると、子どもの成長にも大きな影響を与えてしまう可能性があります。子どもへの暴言をどうしても辞められない場合は、子どもを親などの親族に預けたり、心療内科や精神科の受診を行いメンタルケアを行いましょう。
まとめ
子どもは、親からの愛情だけでなくいろいろな表情や言葉をしっかりとキャッチしています。子どもにかける言葉には注意し、暴言の多さが気になる場合は改善方法を考慮しましょう。