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多くの汚れが付着している網戸は月1回掃除が理想
皆さんはご家庭の網戸をどのくらいの頻度で掃除していますか。網戸は外から埃などの汚れを部屋に入らないように防いでくれる役割を持ちます。そのため、放置していると汚れがどんどん網目に溜まっていってしまいます。
主な網戸の汚れの原因は、以下の通りです。
- 埃
- 油煙
- タバコの煙
- 排気ガスの粉塵
- 小さな虫
- 花粉
- PM2.5
- 黒カビ
これだけ見ても多くの汚れが付着していることがわかります。こうした汚れを掃除しなければ、換気する際にも汚れた空気が部屋に入ってきてしまうため、健康被害を生む原因にもなります。
網戸は1ヶ月に1回を目安に掃除するのが理想とされています。また、半年に1回、大掛かりな掃除を行うことで、常に清潔な網戸を保つことができます。
網戸にしてはいけない『NGな掃除方法』3選
網戸は1ヶ月に1回、簡易的な掃除を行い、半年に1回、徹底的に掃除を行うことが清潔を維持するポイントです。しかし、間違った掃除方法を実践していると、かえって汚れる原因となることも。ここでは網戸にしてはいけないNGな掃除方法を紹介します。
1.窓を閉めずに掃除を開始する
まず、網戸を外側から掃除する際は、必ず窓を閉めて掃除を開始してください。窓を閉めずに網戸の掃除を開始してしまうと、網戸から落ちた汚れが部屋の中に入ってしまう恐れがあるからです。
せっかく網戸を綺麗にしても部屋の中に入ってしまえば、部屋の中の空気が汚れてしまいます。健康に悪影響を与える恐れもあるので、必ず窓を閉めた状態で掃除を開始するようにしましょう。
2.最初から水拭きする
網戸の掃除をする際、張り切って最初から水拭きを実行する人がいますが、これは大きな間違いです。ホコリや泥といった網戸に詰まっている汚れが残った状態で水拭きしてしまうと、ホコリや泥が水を吸収してしまい、より頑固な汚れとして網戸にこびりついてしまいます。
見栄えが悪くなるだけでなく、その後、掃除しても効果が薄れてしまう原因となるため、水拭きする前にブラシなどで汚れを取り除くようにしてください。
3.力を入れて汚れをこすり落とそうとする
網戸を綺麗にしようと懸命に力を入れて拭き掃除する人がいますが、網目はとてもデリケートな作りになっているため、強い力でこすってしまうと網目が破れてしまいます。
網目が破れてしまうと、部屋に入らないようにホコリや虫を防ぐことができなくなってしまうため、網戸の役割を果たせなくなってしまいます。特に頑固な汚れにメラミンスポンジを使う際は、研磨作用が非常に強いため、こすり過ぎには要注意です。
網戸を綺麗に掃除しよう!正しい網戸の掃除方法を解説
網戸はとてもデリケートな素材です。また、様々な汚れが付着しているため、間違った方法で掃除を続けていると、かえって網戸が汚くなる原因となります。ここでは網戸の正しい掃除方法を紹介するので、ぜひ実践してみてください。
- 毛先の細かいブラシで上から下へと汚れを落とす
- サッシの溝部分の汚れも掃除機やちりとりで取り除く
- 濡らして絞った雑巾や布で網戸の汚れを拭き取る
- こびりついた汚れはメラミオンスポンジに水を含ませて優しくこすり落とす
- 最後にマイクロファイバークロスなどで乾拭きする
まずは毛先の細かいブラシを使って上から下へと汚れを落としていきます。使い古した歯ブラシなどでも代用できますが、洗車用のブラシを使うととても効率的で効果的に掃除することができますよ。
汚れを一通り落としたら、水拭きを開始します。上から下へと汚れを落とすように一方通行で水拭きするのがポイントです。また、最後に乾拭きすることを忘れないでください。濡れたまま放置してしまうと、外から埃を吸収しやすくなり、せっかく綺麗にしたのにすぐに汚れてしまいます。
柔軟剤が網戸汚れの防止に!?
実は、掃除の手順③で水を雑巾に含ませる際、柔軟剤を一緒に含ませることで、網戸汚れを防止する効果が期待できます。
もともと静電気を抑制する効果を持つ柔軟剤を含ませることで、網戸汚れの原因となるホコリや花粉を付着しにくくすることができるのです。しかし、あくまで付着しにくくする程度なので、定期的な掃除は必要です。
定期的に網戸を掃除して清潔な空気を取り込もう
いかがでしたでしょうか。網戸は外に備え付けられているため、正しい掃除方法を実践しなければ、余計に汚くなってしまう恐れがあります。換気する際、綺麗な空気を部屋に取り込むためにも、定期的に正しい掃除方法を実施しましょう。