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購入した野菜がすぐに傷んでしまう…どうして?
新鮮な野菜を購入してきたはずなのに、思っているよりも早く野菜が傷んでしまった。野菜がすぐに傷んでしまうのには、なんらかの理由があります。もしかすると、保存方法に問題があるのかも。
普段行っている野菜の保存方法を見直して、野菜が傷みにくい状態になっていないかを確認しましょう。野菜が傷みにくくなる、正しい保存方法も併せてチェック!
野菜の賞味期限を短くしてしまう『NG行為』5選!
野菜がすぐに傷んでしまう、NGな保存方法をご紹介します。
1.高温多湿の状態で放置する
野菜全般にいえることですが、高温や多湿の状態で放置してしまうのはNGです。直射日光が当たる場所に野菜を置いておくのもよくありません。
特に夏場は要注意!長時間高温多湿の場所に放置したわけではなくても、野菜が劣化してしまう恐れがあります。
2.使い残しの野菜をそのまま野菜室に戻す
ひとつの野菜を一回の調理で、すべてを使い切るのは難しいですよね。いろいろな野菜を使うことで、栄養価の高い料理が作れるので、野菜を少しずつ使って数品の料理を作る家庭が多いのではないでしょうか。
使いかけの野菜は、そのまま野菜室に入れてしまうのはNG。乾燥などの影響が大きく、野菜がしぼんだり劣化してしまう原因につながります。
3.立てるべき野菜を寝かせて保存
野菜は、収穫前の姿で保存するのが一番です。どんな野菜であっても、野菜室に寝かせてそのまま保存してしまうと、野菜の種類によっては賞味期限を短くしてしまいます。
4.もやしを野菜室で保存
もやしは、とってもデリケートな野菜です。暑さに弱いため、スーパーで購入して自宅での保存方法が適切ではなかった場合、調理する前に既に傷み始めてしまうこともあります。
もやしを保存する場合は、購入してすぐに水洗いし、水に浸した状態で冷蔵に入れるのがベスト!袋に記載されている消費期限よりも、少し長く保存できますよ。
5.水が付いた状態の野菜を冷蔵庫に入れる
野菜は、水が付いた状態で放置すると劣化が進みます。カビが発生するリスクも高まるので、想像しているよりも早く野菜が傷んでしまうかもしれません。
使いかけの野菜を野菜室で保存するのであれば、しっかりと水分を切って野菜室で保管しましょう。キッチンペーパーなどを使用して水分を拭き上げると、劣化のスピードがかなり遅くなりますよ。
野菜の正しい保存方法
野菜の正しい保存方法は、以下のようになります。
- 購入後は、涼しくて風通しのよい場所に置く
- 野菜に合わせた適正温度を守る
- 縦に実る野菜や根菜は、野菜室に立てて収納する
- 野菜は紙袋や新聞紙にくるむ
- 使用途中の野菜を野菜室に戻すときは、水気を切ってラップでくるんで乾燥と腐敗を防ぐ
野菜は、高い湿度と極端な乾燥を嫌います。また、野菜の種類によっては、野菜室の温度が適切ではないこともあるので、野菜の個性に合わせた保存方法を実施しましょう。
まとめ
野菜と一口にいっても、いろいろな特性を持ち合わせています。野菜が持つ機能や消費期限の速さなどを考慮し、購入した野菜を使用する際の優先順位を決めておきましょう。