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野菜は栄養豊富と思いがち
野菜といえば、ビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいて、栄養価が高いものだと思い込みがちです。栄養価の高い野菜は数多くありますが、中には思っていたよりも栄養が多くない野菜もあります。
栄養価が高くない野菜を食事のメインに使ってしまうと、栄養面でも少し不安がありますよね。栄養価が低い野菜は頻繁に使う機会がある可能性があるため、ぜひチェックしてみてください。
栄養があまりない『野菜』3選!
栄養があまり含まれていない、代表的な野菜を集めました。
1.きゅうり
言わずと知れた、栄養素が低い野菜の代表ともいえる食材のきゅうり。特徴は、以下の通りです。
- 95%以上が水分
- カリウム・カルシウム・ビタミンKなどが含まれている
- アスコルビナーゼという、ビタミンCを減らす酵素を持っている
- 100gあたり14kcal
きゅうりは、ほかの野菜と食べるとビタミンCが失われる可能性を持つ野菜です。酢で和えたり、きゅうりを加熱することで酵素の働きを抑えることができます。
2.もやし
もやしも、栄養があまりないと認識されやすい野菜です。
- 約95%が水分
- ビタミンCや植物性たんぱく質を含んでいる
- ビタミンB・B2・カルシウム・鉄・食物繊維などを含んでいる
- 発芽した豆にはビタミンCがたくさん!
- トリプトファンやリジンといった必須アミノ酸も含む
- 傷みやすい
もやしは栄養価は低くありませんが、なんといっても傷みやすいのが特徴です。劣化が早いため、食べる前に破棄した経験を持つ人が多いのではないでしょうか。上手な保管方法を試して、もやしの栄養を取り入れましょう。
3.たけのこ
たけのこは、野菜の中でも人気が高い食材です。しかし、栄養はあまり高くありません。
- 収穫から時間が経つほど、灰汁が強くなる
- 主な栄養素は、チロシン・カリウム・食物繊維
- 食べ過ぎると、便秘や胃もたれの原因につながる
たけのこは、一気に大量に食べる食材ではありません。一度に摂取するのは、小鉢一杯分を目安にしましょう。
栄養があまりない野菜と相性のよいおすすめ食材
栄養があまりない野菜は、ほかのものを組み合わせることで栄養価を上げて食べらますよ。
- きゅうり…わかめ・たこ・レタス・スイカ・きくらげなど
- もやし…玉ねぎ・ほうれん草・レバー・鶏肉・貝類・白菜・やまいもなど
- たけのこ…アスパラ・ごはん・ごぼう・海藻・あさりなど
水溶性の栄養素は水に溶けだしてしまうので、栄養を絶対に逃したくないのであればスープやお鍋などに入れるのがよいでしょう。
相性がよい食材と食べることで、栄養価が高められるだけでなく食も進みやすくなりますよ。相性のよい食材を使って、料理のレパートリーを広げましょう。
まとめ
栄養価が低い野菜であっても、栄養は含まれています。サラダや副菜などに加えて、おいしく調理しましょう。