目次
水道代の平均額はどのくらい?
全世帯の水道代の平均額は、1ヶ月あたり4,000円ほどです。
- 上水道の料金(基本料金+従量料金)
- 下水道料金
- 消費税
当然のことながら、水道代は家族が増えるとその分だけ上がります。世帯別に見る水道代平均額は、以下のとおりです。
【単身世帯(1人暮らし)】
年間:25,703円
月間:2,142円
【2人以上いる世帯】
年間:61,253円
月間:5,104円
水道代がかかる場所はどこか知ってる?
東京都水道局の調査によると、家庭で水道を使用する最も多いのはお風呂場です。次いでトイレ、炊事、洗濯の順に水の使用量が多いことがわかっています。
しかし、各場所でどのくらいの水の量を消費し、どのくらいのお金が発生しているのか分からない人も多いでしょう。生活で水道を使用する際にかかる1回あたりの水道料金は、以下のとおりです。
- シャワーを使用する(5分間/14.4円)
- 洗濯する(1回あたり/24.0円)
- トイレを使用する(1回あたり/1.44円)
水道代を上げてしまうNG行為4選
ここからは、水道代を上げるNG行為を紹介します。心当たりがないか確認してみましょう。
シャワーを流したままにしている
頭や体を洗っているとき、シャワーの水を出しっぱなしにしていませんか?「少しだから」とシャワーの水を出したままにしている人は意外に多いです。
実は、シャワーを15分間出しっぱなしにすると、約180リットルの水を使うことに。節約したいなら、小まめに水を止めましょう。
洗濯機を使用する頻度が多すぎる
家族が増えると洗濯物も増えるため、1日に何回も洗濯機を回すこともあるでしょう。しかし、洗濯機を使用する頻度が多いと、その分だけ大量に水を使うことになるので水道代は高くなります。
水道代の節約を考えるなら、1度に洗えないほど大量でない限り洗濯はまとめてするのがいいでしょう。
トイレで大レバーしか使用していない
トイレには大と小のレバーがあります。大と小では使用する水量が1~2リットルほど違いがあるのです。
毎回大レバーで水を流してしまうと、その分だけ水の使用量も増えてしまいます。水道代を節約したいなら、用途に応じて大と小のレバーを使い分けましょう。
食べ終わった後のお皿を重ねている
ご飯を食べた後のお皿を重ねてシンクに置く人もいるでしょう。しかし、食事が済んだ後のお皿を重ねるのはNGです。お皿を重ねると裏にまで汚れが付着してしまいます。
洗い物の時間が長くなり、その結果、水の使用量も増えてしまうため、節水を考えるなら重ねないでシンクに置きましょう。
意識や行動を変えれば水道代の節約効果あり!
何気なく使用する水ですが、使い方によっては大幅に水道代が上がることもあります。1ヶ月の水道代が「平均額の4,000円」を超えている場合は、水の使い方を見直してみてください。
まずはNG行為をしていないかを確認することをおすすめします。思い当たる場合は、意識や行動を改善して水道代が上がらないようにしましょう。