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買った食材がすぐに傷んでしまう
旬の食材は、味が濃くておいしいですよね。購入して気が付いたときには傷んでいたとなると、悲しい気持ちになってしまいます。
今回は、夏が旬の食材の中でも、購入後すぐに傷んでしまう可能性が高いものをご紹介します。正しい保存方法とNGな保存方法についてもまとめました。
賞味期限が短い『夏の食材』6選!正しい保存方法も解説
夏が旬の食材の中でも、傷みやすいものをピックアップしてご紹介します。正しい保存方法も紹介しているので、ぜひ実践してみてください。
1.きゅうり
きゅうりの賞味期限は、20℃以下の常温で3日、冷蔵できゅうり自体の保存状態が良好の場合は10日ほどです。保存方法は、以下のようになります。
- 新聞やキッチンペーパーで1本ずつきゅうりをくるむ
- ヘタを上にして、立てて保存する
立てて保存する際、牛乳パックや1.5ℓのペットボトルを切って容器として使用すると保存しやすくなりますよ。寝かせて冷蔵保存すると、4日ほどで傷み始めます。
2.オクラ
オクラは、常温保存では1日ほどしか持ちません。冷蔵保存で4日ほど賞味期限があります。保存方法は、以下のようになります。
- キッチンペーパーででオクラをくるむ
- ポリ袋に入れて保存
オクラは寒い場所を嫌うため、野菜室で保存します。入手後はできるだけ早く消費するよう心がけましょう。
3.とうもろこし
トウモロコシの賞味期限は非常に短く、収穫後24時間後には風味や栄養素が落ちてしまいます。常温や生のままでの冷蔵保存で3日、茹でて冷蔵保存すると1週間ほど保存可能です。保存方法は、以下のようになります。
- 常温や生で冷蔵保存する場合…皮はむかず保存。常温は濡らしていない、冷蔵は濡らしたキッチンペーパーをくるむ
- 茹でる場合…熱いままラップでくるみ、粗熱が取れて冷蔵庫で保存
トウモロコシを加熱する際は、茹でるだけでなくレンジで調理することも可能です。粗熱が取れる前にラップでくるむことで、水分の蒸発を防いでみずみずしい状態がキープされやすくなります。
4.ズッキーニ
ズッキーニの賞味期限は、常温で5日ほどです。冷蔵すると賞味期限が3日ほどです。保存方法は、以下のようになります。
- 新聞紙でくるむ
- 野菜室に入れる場合は、ポリ袋に入れてふんわり口を閉める
ズッキーニは寒い場所が苦手なので、常温保存の方が長持ちします。とはいっても賞味期限は短めなので、入手後はできるだけ早く食べましょう。
5.枝豆
枝豆は、収穫してすぐに鮮度が落ち始めるので、入手後は速やかに調理するのがおすすめです。さやや枝がついていると劣化が緩やかになるので、取らずに保存しましょう。冷蔵保存では2日ほど保存できます。保存方法は、以下のようになります。
- 濡れた新聞でくるむ
- できるだけさやや枝をつけたまま冷蔵保存する
枝豆のおいしさは、時間が勝負です。たくさん入手した際は、茹でて保存すると長持ちしやすくなりますよ。
6.サクランボ
サクランボは、常温で2日ほど、冷蔵で3日ほど保存できます。冷蔵保存した場合は、冷蔵庫から出してできるだけ早く完食するようにしましょう。保存方法は、以下のようになります。
- 常温保存する場合…冷暗所で風通しのよい場所に置き、ザルに乗せて濡れ布巾をかぶせる
- 冷蔵保存…野菜室に入れて、新聞紙やキッチンペーパーにくるんで保存
サクランボは、5℃以下の場所で保存すると実が固くなってしまいます。温度差に弱いので、温度が安定している場所で保存しましょう。
食材のNGな保存方法
夏が旬の野菜や果物を保存するときは、以下の点に注意しましょう。
- 温度が低すぎる場所(冷蔵庫や冷凍庫)で、最初から食材を管理する
- 食材を洗って、水分が付いたまま保存する
- 直射日光があたり、高温になる場所に放置する
野菜や果物は、高温多湿の場所を嫌います。劣化が早まってしまうため、購入や収穫後は冷暗所や野菜室で保存しましょう。冷蔵庫で保存すると温度が低すぎるため、おすすめできません。
また、野菜や果物は水分がついたまま放置してしまうと傷みが早くなります。野菜室で保存するときは、しっかり水分を拭き取ってから保存しましょう。
まとめ
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旬の食材は、美味しい状態で食べられるように管理しましょう。管理方法がよくないと、あっという間に傷んでしまいます。野菜や果物の特性を把握して、それぞれに合った保存方法を試してみてくださいね。