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宿題の難敵!子どもの自由研究
夏休みの課題の中でも、自由研究は時間がかかる上、子ども自身積極的に取り組みにくい傾向です。自分で研究材料を見つけなければならないため、なにをすればよいかわからずはかどらないという子どもも少なくありません。
今回は、子どもの自由研究になる題材をご紹介します。大きな挑戦をするのではなく、身近な部分に目を向けてみましょう。課題に取り上げたことに対する動機やまとめの書き方についても、紹介しています。
子どもの自由研究になる『4つの題材』
子どもの自由研究は、子ども自身が積極的に取り組めるものかどうかを重視しましょう。
1.子どもの興味があるもの
子どもが興味を持っているものを題材にすると、自由研究がはかどりやすくなります。
- 昆虫の観察
- コマやよく飛ぶ紙飛行機の作成
- ペン立てや貯金箱作成など
子ども自身が興味を持ったことに寄り添った内容の研究材料を提示してみましょう。夢中に取り組む経験は、子どもの将来や思い出にきっとよい影響を与えますよ。
2.図書館やタブレッドなどで調べられる
自由研究で調べもの学習を行う場合、調べようとする題材が子どもの力で情報収集できるかが重要になります。
- タブレッドで資料が集まる
- 図書館で図鑑などの専門書が簡単に入手できる
あまりに難しい題材を取り上げてしまうと、資料が入手しにくいため、学習がはかどらず飽きてしまう可能性があります。その点は注意しましょう。
3.身近な材料で作成できるか
身近なところに題材になることは、たくさんあります。
- ゴミ処理の方法
- 野菜くずの再利
- 用紙おむつの再利用方法など
身近な材料を使用すると、材料費の節約にもつながります。身近なものを使用することで、自由研究そのもののイメージ的なハードルを下げられますよ。
4.身近な問題に着目してみる
身近なところに目を向けると、いろいろな問題があることに気が付きます。
- フードロス問題
- ジェンダーの平等化
- クリーンエネルギーの活用方法
- SDGsを知るなど
小学校高学年になると、大人が直面している問題も授業で取り上げられることが多々あります。SDGsは、子どもだけでなく大人も学ぶべき問題!子どもが自由研究で題材にするのであれば、親子で題材に向き合ってみてください。
動機の書き方やまとめ方のコツ
自由研究に取り組むにあたり、動機とまとめを書くことになります。動機やまとめで手こずらないよう、どのように書くべきかを確認しておきましょう。
動機とは
動機とは、研究するきっかけになったことです。難しく書く必要はなく、シンプルに内容をまとめましょう。書く場所は、タイトルの下がセオリー。ほかの人が読んだときに、すぐに理解できるような文章を目指して書くのがおすすめです。
上手なまとめ方
まとめは、自由研究全体を振り返ってどのようなことを学んだか、どんな発見があったかなどを書きます。動機と同じように、誰が読んでもわかる文章でまとめると、読みやすく仕上がりますよ。
難しい文章を作る必要はないので、自分の感じたことなどを素直に書いて自由研究の内容を振り返りましょう。仕上げをする前に、書き終えたものや作ったものをパパやママに見せて、仕上がりをランクアップさせましょう。
まとめ
子どもの自由研究は、夏休みの中でも大きなイベントになります。子どもの興味あることを尊重し、大人も一緒に新しい発見ができる題材に取り組みましょう。