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誰をどう信じていいかわからない…
心に深い傷が残る出来事があり、その原因が誰かからのアクションであった場合、人に対して不信感や恐怖を抱いてしまうことがあります。誰を信じていいかわからず、他人への不信感をぬぐい切れないのは心身ともに大きな負担になるためつらいものです。
今回は、人間不信になってしまう原因をご紹介します。人に対しての信頼や、自信を取り戻す方法も解説。ゆっくり無理なく、自分のできることから始めてみましょう。
人間不信になってしまう『4つの原因』
人間不信になってしまう原因を、具体的にご紹介します。
1.信頼している人からの裏切り
信頼している人からの裏切りは、自分の想像以上に心が傷つきやすいものです。
- 恋人の浮気
- 旦那の不倫
- 親友からの陰口
- 職場で信頼していた先輩や後輩から企画や仕事を奪われる
信頼しているからこそ、裏切りられたときの衝撃が大きくなります。信頼している人が裏切るのだから、付き合いの浅い人も簡単に自分のことを裏切るのではないかと、人を疑う気持ちも強くなってしまうのです。
2.会社や学校で人間関係のこじれている
会社や学校でのいざこざは、生活に大きな影響を及ぼします。平日の日中、長い時間を過ごす場所だからこそ、人間関係のこじれは精神的に大きな負担になりやすいものです。
人間関係がこじれたことによって生じたトラブルに巻き込まれたり、人間の負の感情や黒い思惑ばかり長期間目にしていると人間不信になりやすくなるので要注意!
3.いじめや虐待などの過去がある
幼少期のみならず、誰かからの影響で心身への大きな負担となるショックな出来事は、人間不信の原因になります。
- 幼少期のいじめ
- 両親の不仲や複雑な家庭環境で育った
- 就職先での先輩からのいびり
- 同僚からの陰湿ないじめ
いじめが横行している現場や家族からのしがらみをいったん断ち切ることで、人間不信になった心を休められるケースもあります。信頼できる人に相談し、回避できる行動を取りましょう。
4.人間関係でのトラウマを持っている
ひどい裏切りを受けてしまうと、そのことがトラウマになってしまうこともあります。新しい場所での人間関係の構築を行う際も過去のトラウマにとらわれてしまい、思うように交友関係を広げることができないことも…。
トラウマがひどく誰をどう信じるべきかわからないときは、一人で抱え込まず心療内科やカウンセリングを受診してみてください。
人間不信を和らげるための対処法
人間不信に陥ることは、誰にでも起こり得ることです。自分を責めず、人への不信感を和らげる方法を試してみましょう。
- 小さな成功を積み重ねて、自信を取り戻す
- 他人に対して過度な期待を持たない
- 小さな失敗を気にしすぎずに切り替える
- 小さな裏切りや嘘をスルーする
- プラス思考を心がけ、笑顔になれることを見つける
- 心を許せる人を見つける
人間不信は、一度陥ると簡単に克服するのは難しいケースもあります。焦らず時間をかけて、心のケアに取り組んでください。周囲に信頼できる人がいない、信用できる友人がいない場合は、カウンセリングなども活用してみましょう。
まとめ
人間不信になっている時期は、自分の心身のケアを優先してください。時間をかけて心を休め、周囲の人に目を向けて人間観察を行うと、信頼できる人を見つけだしやすくなります。