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気づいたときにはパンの賞味期限が切れていた!
長いようで短い、パンの賞味期限。気が付いたときに賞味期限が切れていたら、ショックですよね。賞味期限はおいしく食べられる期間の目安なので、傷んでなければ食べられるのでは?と思う人もいると思います。
今回は、賞味期限が切れて食べられなくなったパンの特徴をご紹介します。食中毒を防止するためにも、食べられなくなっているときのサインは見逃さないようにしましょう。
パンが傷んでいるときのサイン
パンが傷んでいるときには、いくつかの特徴がみられます。パンの賞味期限が切れているときは、傷んでいないかを要チェック!
カビが発生している
賞味期限を過ぎていて、パンの表面に以下のような異変があると食べるのはNGです。
- 白っぽいシミがある
- オレンジや赤っぽいシミがある
- 青っぽいふわふわしたものが生えた
- 黒っぽいシミがある
色が変わるのは、腐敗が進みカビが発生したときの特徴です。点状に小さく現れることもあるので、賞味期限を過ぎている場合はパンを食べる前に全体をくまなく観察してください。
異臭がする
パンが劣化すると、以下のような異臭が出始めます。
- 鼻を突きようなツンとした臭い
- カビ臭い
- 酸味のある臭いがする
菓子パンにはパン以外の食材も含まれていることがありますが、食材の香りと明らかに違う臭いがしたら食べない方が無難です。
触感に違和感
パンに触れたときに、本来の食感と異なるときは賞味期限に関係なく要注意です。
- ぬめりがある
- 糸を引く
- 水分が抜けてカリカリになっている
固くなったパンは電子レンジで温めると少し柔らかくなることもありますが、劣化が進んでいるのは間違いありません。ほかの異変や賞味期限、パンを置いていた環境などを加味して味見するかどうかを検討しましょう。
一口食べたときに異変を感じた
見た目や香りでは劣化が見当たらなくても、一気に頬張ってしまうのは危険!賞味期限を過ぎているものは、少しだけ味見して異変がないかをたしかめてみてください。
- 明らかに酸味が強い
- パン本来の味とは違う臭いがする
- 口に入れた瞬間の食感や舌触りに違和感がある
- 生ごみに似た臭いがする
パンを口に入れて異変を感じたら、すぐに口から出してうがいなどで口の中を清潔な状態にしましょう。飲み込んでしまうと食中毒を起こす可能性があるので、おかしいと思ったら諦めて破棄してください。
パンを日持ちさせる方法
パンを日持ちさせるためには、以下のような点に注意してみてください。
- 直射日光に当てない
- 高温多湿の場所で保存しない
- 食パンは空気にさらさないように保存
- すぐに食べない菓子パンは、冷蔵庫などで保存
- 食パンを冷凍するときは、アルミホイル+密閉袋に入れて冷凍する
パンは、夏場は長持ちしにくくなります。賞味期限はおいしく食べる目安になる期限ですが、保存環境が適切でないと賞味期限を待たずして傷んでしまうかも。すぐに食べないパンは、太陽光が当たらない涼しい場所で保存して、室内が暑くなりそうなら冷蔵庫に入れて置きましょう。
まとめ
賞味期限が切れたパンは、できるだけ早めに消費しましょう。食べる前に傷んでいないかチェックして、食中毒が不安であれば食べるのを控えてください。