目次
ゴールドアクセサリー変色の原因
1.皮脂や汗による酸化
ゴールドアクセサリーは皮脂や汗がつくことで酸化して錆びてしまったり、金メッキがはがれやすくなってしまいます。外したあとは柔らかい布で丁寧に拭いて酸化を防ぎましょう。メガネ拭きなどの凹凸の少ない布がおすすめです。
2.空気中の成分による化学反応
ゴールドアクセサリーに使われている金メッキは、空気中の硫化水素と反応して変色してしまいます。保管する際は、ジップロックなどで密閉して空気に触れる時間を少なくしましょう。
3.温度や湿度による変化
金は高い湿度や温度に弱いため、身につけたまま手を洗って水分が付着してしまったり、高温の場所に放置すると変色の原因になります。水にぬれてしまったときはよく拭き取り、保管場所には注意が必要です。
ゴールドアクセサリーのNGお手入れ方法4選
1.研磨剤を使うのはNG
どんなに汚れがこびりついていたり錆が気になっても、研磨剤をつかうのは避けましょう。アクセサリーの表面が傷ついて輝きが鈍ってしまいます。シルバーアクセサリーのお手入れで使う歯磨き粉も研磨剤が含まれているため、ゴールドアクセサリーには不向きです。
2.ブラッシングするのはNG
どうしても落ちない汚れにはブラッシングも効果的ですが、純金である24Kはやわらかいため、表面を傷つけてしまう可能性があるため、指の腹でやさしく撫でるように汚れを落としましょう。18K以下であればブラッシングも可能ですが、さっと軽くなぞる程度がベストです。
3.水に濡らすのはNG
ゴールドアクセサリーは湿度に弱いため、水に濡らすのはNGです。金の純度の低いものは水に濡らさないように気をつけましょう。とくにピンクゴールドは銅を含んでいるためより錆びやすいので注意が必要です。
4.石鹸を使うのはNG
ゴールドアクセサリーの汚れに石鹸をつかうのは避けましょう。皮脂や黒ずみを落としやすいと思うかもしれませんが、隙間などに石鹸が残ってしまうと変色の原因になります。
ゴールドアクセサリーが変色したときの対処法3選
1.中性洗剤とぬるま湯でつけ置き
ぬるま湯に中性洗剤を混ぜた中にゴールドアクセサリーをつけ置きします。アクセサリーについた皮脂汚れや黒ずみがゆっくりとはがれていくので、仕上げにぬるま湯ですすいでしっかりと水分を拭き取りましょう。
2.重曹とアルミホイルでお手入れ
器にアルミホイルを敷いて、ティースプーン1杯分の重曹と1カップの温水を入れてよくかき混ぜます。そこにゴールドアクセサリーを入れて5分ほどなじませると、重曹とアルミホイルの化学反応で変色した部分がきれいになります。アクセサリーを取り出したら水分をしっかりとふき取りましょう。
3.専門店に依頼する
どうしても汚れが落ちないときや、金メッキがはがれてしまったときはアクセサリーの専門店に修理を依頼しましょう。一般家庭にはない機械や技術によってきれいにしてもらえます。
正しいお手入れでゴールドアクセサリーをいつまでも美しく
ゴールドアクセサリーのNGお手入れと正しいお手入れ方法をご紹介しました。
ゴールドアクセサリーの美しさを長く保てるように、正しいお手入れを心がけてみてくださいね。