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自動でお湯を沸かす便利な家電『電気ポット』
ボタンをワンプッシュ押すだけで、簡単にお湯を沸かし、そのまま注げる電気ポットは、各ご家庭に1台置いておくと非常に便利な家電です。最近は電気代を節約する機能がついた商品も販売され、ガスコンロを使うよりも安くお湯を沸かすことができる点も魅力です。
内部が取り外せない電気ポットの掃除方法に困る人続出?
しかし、そんな便利な電気ポットで唯一迷ってしまうポイントが、掃除方法です。内部が取り外せないため、水垢がついてしまうとどのように掃除するべきか困る人が意外と多い家電でもあります。
拭き掃除をしてもなかなか取り除けない頑固な水垢は、一度ついてしまうと自然に消えることはないので、そのまま電気ポットを使わなくなってしまった…なんて声が上がる始末です。
電気ポットの内部についた水垢をきれいに洗浄する方法を解説
電気ポットの内部についた水垢は、拭き掃除だけではなかなか落とすことができません。水垢がついたまま電気ポットを使うのは、衛生的に考えても拒否反応を起こす人が大半でしょう。ここでは、そんな電気ポットの内部についた水垢をきれいに洗浄する方法を解説します。
電気ポットの内部の水垢…おすすめの洗剤は?
電気ポットの内部の汚れは、主に水垢です。水垢はアルカリ性のため、酸性の洗剤を使うことで中和され、きれいに落とせます。酸性としては以下の洗剤が有名です。
- クエン酸
- 重曹
クエン酸や重曹は、電気ポット内部だけでなく、シンクやお風呂場の掃除にも効果があるので、どちらも1つずつ買い置きしておくと便利です。最近ではクエン酸水や重曹水も販売されていますが、電気ポットの掃除には粉末状のものがおすすめです。
電気ポットの内部を洗浄する方法
電気ポットの内部は、上記で紹介した重曹やクエン酸を使うことで、簡単に水垢を落とすことができます。以下の手順に沿って、ご自宅にある電気ポットの中をきれいに洗浄しましょう。
- 電気ポットに記載されているMAXメモリまで水を入れる
- クエン酸20g(または重曹30g)を電気ポットに加える
- クエン酸(または重曹)を加えた水をよくかき混ぜる
- 電気ポットの蓋を閉めてスイッチを入れる。水を沸騰させた状態で1〜2時間放置
- 1〜2時間経ったら、注ぎ口からクエン酸(重曹)入りのお湯を捨てる
- 蓋を開けてこびりついている水垢をスポンジで落として完了
いかがでしょう。ポットに水とクエン酸、または重曹を入れて沸騰させるだけで洗浄が完了します。クエン酸や重曹を使う際は、肌が荒れてしまう恐れがあるので、ゴム手袋を着用して行うことを推奨します。
また、お湯を注ぎ口から捨てることで、電気ポットの内部だけでなく、注ぎ口に溜まった水垢も一緒に洗浄することができます。必ず蓋を閉めた状態で、注ぎ口からお湯を捨てるようにしましょう。
最後にスポンジで落とす部分ですが、金物たわしは絶対に使ってはいけません。電気ポット内部は金属なので、金属同士で擦れてしまい、コーティングが剥がれてしまう恐れがあります。必ず柔らかたわしで擦りましょう。
内部の洗浄が終わった後は外側も忘れずに!
電気ポットの内部の掃除が終わった後は、電気ポットの表面をきれいにすることも忘れないでください。普段、多くの人が触る電気ポットなので、水垢や手垢などがたくさん付着しています。
除菌シートや水に濡らしたタオルで拭くだけでも良いですが、重曹を溶かしたお湯につけた雑巾を絞って使うと、より水垢をきれいに落とすことができます。その際は、必ずゴム手袋を着用して掃除を行いましょう。
電気ポットの掃除頻度は月に1〜2回を目安に
簡単にできる電気ポットの掃除ですが、水を使った電気器具なので、使う頻度が高ければ高いほど、水垢は蓄積されていきます。
毎日行う必要はありませんが、水垢が溜まった状態を放置していると、雑菌が繁殖してしまうので、電気ポットの掃除は月に1〜2回を目安に行うようにしましょう。
電気ポットの掃除は重曹やクエン酸を活用しよう
いかがでしたでしょうか。電気ポットの汚れは、主に水垢が原因です。アルカリ性の水垢には、賛成の重曹やクエン酸が大活躍するので、これらを使って最低でも月に1回、電気ポットの内部まできれいに洗浄しましょう。