LEDの電気代はいくら?計算方法から白熱電球との料金比較まで

LED電球

近年需要が高まってきているLED電球は、一般的に電気代が安くなると言われています。しかし、実際のところ、LEDの電気代はいくらくらいなのかよく知らないという人が多いはず。今回は、LEDの電気代を知るための計算方法から、白熱電球との電気代、料金比較までを徹底解説します。

需要が高まっている『LED』ってそもそも何?

LEDのスクリーン

近年、電気代が安いなどの理由から注目を浴び、一般家庭でも普及しつつあるLEDは、「Light Emitting Diode(光る半導体)」の略称です。半導体と同じように、寿命が長く消費電力が少ないという特徴を持ちます。

このLEDが照明器具として普及するようになったのは、2011年3月に起こった東日本大震災がきっかけだと言われています。大震災が起こり、電力の供給が追いつかなくなるかもしれないという不安定な状況により、幅広い地域で節電に対する意識が高まりました。

それに伴い、寿命が長く消費電力が少ない特徴を持つLED電球に注目が集まり、一般家庭でも使用する電球型のLED電球が急速に普及されるようになりました。

LED照明の大きな特徴を解説

LED電球

上記でも簡単に触れましたが、LED照明には従来ポピュラーな照明器具として使われてきた白熱電球や蛍光球と比べて、以下のような特徴があります。

  • とにかく寿命が長い
  • 消費電力が少ない
  • 瞬時に明るく点灯させられる
  • 紫外線や赤外線をほとんど含まない
  • 水銀や鉛などの環境負荷物質を含まない

主にLED照明の大きな特徴は以上の5つです。寿命の長さと消費電力の少なさは前述しましたが、瞬時に明るく点灯させられる点と紫外線や赤外線によるダメージを大きく軽減させられる点も大きいです。

従来の白熱球や蛍光球は、赤外線や紫外線を放出していたため、家の中にいても日焼けダメージが起きると言われていましたが、LED照明に替えることで、その点を大きく解消することができるのです。

LEDの電気代ってどのくらい?白熱電球との料金比較も確認!

電気代のイメージ

LEDを使った照明は、寿命が長く消費電力も少ないため、電気代の節約にも良いという話はよく耳にします。しかし、実際にどのくらい電気代がかかっているのかご存知の方は、意外と少ないのではないでしょうか。ここでは主婦が気になるLEDの料金について解説します。

LEDの電気代の計算方法

そもそも電気代はどのように計算するのでしょうか。基本的に、電気代を計算する際は、以下の方程式に当てはめて計算します。

『消費電力(W)÷1000×1日の使用時間(時間)×1kWhあたりの電力量料金=電気代』

1kwhあたりの電力量料金は、ご家庭ごとに契約している電気会社によって異なります。消費電力に関しては、LED以前に多くのご家庭で使われていた(現在も使用されている)白熱電球が60Wであるのに対し、LEDは約7.3Wと非常に少ない電力で済みます。

上記の条件に当てはめて1時間あたりのLEDの電気代を計算する場合は、『7.3W(推定)÷1000×1時間×26円(東京電力の従量電灯Bの場合)=約0.19円』となります。

白熱電球とはどのくらい電気代が違うの?

LED電球

上記の数字を見ても「他の照明とどのくらい電気代が違うのかわからない」と感じる人は多いですよね。上記の計算式に当てはめて白熱電球とLED電球の電気代を比較するには、白熱電球で使われているW数に相当するLED電球のW数で比較する必要があります。

一般的に使われている60Wの白熱電球に対して、相当するLED電球のW数は7.3Wと非常に少ないです。この2つを上記の計算式に当てはめて計算すると、白熱電球の1時間当たりの電気代が約1.56円に対し、LED照明の1時間当たりの電気代は、約0.19円と大きな差があることがわかります。

さらに1日8時間、1ヶ月間使用した場合で計算してみると、白熱電球1個につき1ヶ月で約374円に対し、LED照明1個につき1ヶ月で約45.5円と大きく節約になります。前述した通り、1個当たりの電気代なので、家全体で考えると、より大きな差額となることがわかります。

電球の料金はLED照明より白熱電球の方が安い!しかし…

2種類の電球

電気代を比べてみると、白熱電球に比べてLED照明は大きく電気代が安くなることがわかりました。では、電球の金額自体は、どのくらいの金額差があるのでしょうか。

一般的に販売されている白熱電球は、その多くが約200円前後で購入できます。対して、LED電球は比較的新しい照明、そして科学技術であることも加わり、種類にもよりますが2000円〜3000円前後と白熱電球に比べると高額です。

これだけみると、どうしても照明をLEDに替える決意ができないと思う方も多いと思いますが、忘れてはいけない点がLED照明の寿命の長さです。

一般的に白熱電球の寿命が1年以内であるのに対して、LED電球の寿命は14年以上と非常に長持ちします。長いものでは20年ほど寿命が長持ちする照明もあり、その差は歴然です。

さらに、先ほど紹介したように、1個の照明につき1ヶ月の電気代では、約328.5円ほどLEDの方が安く済みます。これを1年間に換算すると約3942円の節約になり、1年間でかかるトータルの金額は、白熱電球でかかる料金が約4688円であるのに対し、LED電球にかかる料金は約3546円と後者の方が安く済むことがわかります。

その後も1年ごとに白熱電球は買い替えが必要なこと、LED電球は約15年ほど寿命が長持ちすることを考慮すると、最終的に大きな節約となります。

白熱電球にも良いところは多い!部屋に適した照明を選ぼう

色々な種類の電球

ここまでLED照明の省エネについてメリットを大きく取り上げてきました。しかし、白熱電球がLED電球に比べてデメリットばかりというわけではありません。

LED照明は、調光機能が一部のみ対応していますが、白熱電球はほぼ全ての電球が調光機能に対応しています。そのため、時間帯やシーンに合わせて明るさを調節することが可能です。また、ほんのり暖かい雰囲気を醸し出すには、白熱電球の昔ながらの優しい明るさが適しています。

こうした点を踏まえて考えると、全ての部屋をLED照明に替えるのではなく、部屋にもたらしたい雰囲気や調光機能の必要有無によって、電球の種類を使い分けるのがベストです。

1年間で見比べてもLED照明が電気代節約に貢献!

LED電球

いかがでしたでしょうか。最初に投資する購入金額は、白熱電球の方が圧倒的に安いです。しかし、少し長い目で見ると、LED照明の方が電気代も大幅に節約でき、長持ちするためコストを抑えることが可能です。今回の記事を参考に、LED照明への検討を進めてみてはいかがでしょう。

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