目次
1.体温が高い
蚊に刺されやすい人の特徴の1つに、体温が関係していると言われています。蚊の表面には大量の産毛が生えており、センサーとして温度を感知します。そのため体温が高い赤ちゃんやお酒を飲んだ人が刺されやすくなるのです。
妊娠中や平熱が高い人なども刺されやすいと言われています。肌の露出が多いと蚊が感知しやすくなるので、できるだけ長袖・長ズボンで過ごすとよいでしょう。また虫除けスプレーなどを利用して予防するのがおすすめです。
2.汗の臭いがキツイ
蚊は嗅覚が敏感で人の汗から発せられる乳酸のニオイを嗅ぎ取ると言われています。スポーツで汗をかいたり、緊張で汗をかいた時は蚊に刺されやすい傾向があります。
とくに足の裏などは雑菌が繁殖して臭いが出やすいため、通気性の良い靴下を履いたり、こまめに汗を拭くなどして清潔に保ちましょう。また、たくさん汗をかいたらまめにシャワーを浴びるのも予防の一つになります。
汗をかきやすい首元には明るい色のストールを巻くのもおすすめです。
3.黒い服を着ている
蚊は光の波長で色を見分けているため、細かい色の識別は出来ませんが、黒など濃い色に反応する特徴があります。ある実験によると白い服を着ている人よりも、黒い服を着ている人の方に約10倍もの蚊が集まったというデータが報告されています。
外出時は白やベージュ、黄色など淡い色の服を選ぶとよいでしょう。また公園や草むら、竹藪や雑木林などに蚊は生息しています。このような場所にはできるだけ近づかないようにするのもポイントです。
4.お酒が好き
蚊は人が吐き出す二酸化炭素に吸い寄せられてきます。蚊は炭酸ガスを敏感に感知する能力を持っているとも言われています。
アルコールは体内で二酸化炭素と水に分解され、体から二酸化炭素の排出量が増えるため、お酒を飲んでいると蚊に刺されやすくなります。
とくにビールは二酸化炭素が多く排出されるため、屋外などで飲む際には虫刺されに注意しましょう。
蚊に刺されないように服装や生活を改善しよう
蚊に刺されやすい人の特徴をご紹介しました。蚊に刺されないようにするためには淡い色や露出の少ない服を選んだり、汗の臭いを防ぐ、蚊の発生する場所に近づかないなどがポイントです。
虫除けスプレーなどもうまく利用して、蚊にさされないように予防してください。