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浴衣のお洗濯、どうしていますか?
日本の夏を特別な思い出にしてくれる、色鮮やかな浴衣。一度着用して次回着用まで時間が空くと、いったんクリーニングの出すという人もいるのではないでしょうか?実は、浴衣の素材が合えば自宅で洗えるのです!
今回は、自宅で浴衣を洗う方法と、浴衣を傷めてしまうNG行為をご紹介します。自宅で浴衣を洗濯して、いつでも気持ちよく着用しましょう。
自宅でできる!浴衣の正しい洗い方
自宅で浴衣を洗う場合、どんなことに気を付ければよいのでしょうか。正しい洗い方について、まとめました。
1.洗濯機で洗う場合
自宅に洗濯機で浴衣を洗う前に、以下のポイントをチェックして洗える素材かをチェック!
- 手洗いマークの有無
- 色落ちテストの実施…浴衣の布の目立たない場所に洗剤をつけて5分ほど置き、白い布を当てて色移りしないか
洗えるか確認して問題がなければ、洗濯機で洗います。
- 浴衣の汚れをはたいて、袖だたみで畳む
- 洗濯ネットに入れる…シワと型崩れを防止
- 手洗いコースで洗う…ドライコースでも◎柔軟剤を入れると柔らかく仕上がる
洗濯が終わったら、すぐに取り出して日陰干し!乾いたらきれいに畳みましょう。
2.手洗いする場合
浴衣の型崩れが心配なときは、手洗いすることもできます。手洗いする場合は、浴衣を入れるたらいなどの容器が必要です。以下の手順で手洗いしましょう。
- たらいに中性洗剤を溶かし、浴衣を入れて優しく押し洗い
- 浴衣の汚れを落とし、洗濯ネットに浴衣を入れて洗濯機で1分ほど脱水
- たらいに再度水を張って中性洗剤を溶かし、浴衣を洗濯ネットに入れたままを押し洗い
- たらいに新しい水を張り、ネットから浴衣を出してすすぎの押し洗い
- 洗濯ネットに浴衣を入れて、洗濯機の弱で1分ほど脱水
干し方は、洗濯機のときと同様に日陰干しです。洗濯竿がないときは、着物用ハンガーに吊るして日陰干しにしましょう。
これはNG!浴衣を傷めてしまう行為とは
浴衣はちょっとしたことで型崩れする可能性があるので、着用しないときはきれいに畳んで収納しておきましょう。そのほかに浴衣が傷む可能性があるNG行為は、以下のようなものが挙げられます。
- 洗濯表示を見ずに洗う
- 洗濯ネットに入れずに洗う
- 洗った後すぐに干さない
自宅で浴衣を洗って、その後管理するとなると、シワを作らないように乾かして型崩れしないよう配慮する必要があります。浴衣を干すスペースと広げて畳むためのある程度の空間を確保して、シワや傷を作らないようにしましょう。
まとめ
浴衣は、自宅で洗えるものばかりではありません。洗濯表示はOKだったとしても色落ちする場合は、クリーニングに出す方が無難です。浴衣の個性に合ったメンテナンス方法を見極めて、長く浴衣を楽しみましょう。