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花粉症の主な症状
花粉症は、花粉を吸いこんだことで「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「のどの痒み」などの症状を引き起こすアレルギー性鼻炎です。
風邪とは違う花粉症の症状の特徴は、鼻づまりやさらっとした透明の鼻水、連発するくしゃみ、目の痒みなどです。他にも、症状がひどくなると、頭痛や皮膚トラブル、倦怠感なども引き起こすと言われています。
毎年辛い『花粉症あるある』6選
1.鼻まわりの皮膚トラブル
鼻をかむことが多くなると、ティッシュによる刺激で鼻のまわりや下がかさかさになったり、皮がむけたりするトラブルが生じます。悪化すると、皮膚が荒れて真っ赤になることや、ヒリヒリした痛みを伴うようになってしまいます。
皮膚トラブルを緩和させるには保湿が大切ですので、リップクリームなどを利用してカサカサになった鼻のまわりを保湿させてあげてください。
対策
- 鼻をかむときはできるだけ柔らかいティッシュを使う
- 鼻水が残らないよう鼻まわりは清潔にしておく
- かさかさした部分を擦ったりするのはやめる
- 指にリップクリームを少とり、鼻の下に優しく塗ってみる
2.鼻のかみすぎで鼻血が出る
鼻水がたくさん出ると鼻をかむ回数が増えと鼻血が出ることもあります。鼻は入り口からすぐのところに毛細血管が多く、キズが付いたり力が加わると出血しやすいです。また、鼻をかむときに、片方を強く抑え過ぎることも出血の原因になるそうです。
鼻血が出た場合は、止まるまで下を向き軽く鼻をつまむと数分で止まります。それでも、止まらなかったり繰り返すような場合は医療機関で診察を受けてください。
鼻をかむときは、ティッシュを当て片方の鼻を軽く押さえ穴をふさぎます。そして、優しく少しずつかみましょう。力強く一気にかむと粘膜が傷つき出血の原因となりますので気を付けて下さい。
3.鼻詰まりで会話に困る、夜寝られないなどのトラブル
花粉症による鼻づまりがひどいと声が通らなくなったり、夜も寝れなくなることがあります。
- 大切な場面で相手に話が伝わらず会話に困る
- 夜熟睡できないため疲れがとれない、
- 口呼吸になり喉がかわく
などのトラブルが起きます。鼻づまりはお風呂に入って体をあたためると血行が良くなり解消されることもあるそうです。また、水で濡らし絞ったタオルを電子レンジで1分程度あたため蒸しタオルをつくり、鼻をあたためるのも良いそうです。
4.鼻水やくしゃみが止まらず恥ずかしい思いをする
鼻水やくしゃみが止まらなくなって周囲へ迷惑となったり、恥ずかしい思いをするシーンもあります。
- 卒業式や入学式などの静かな式典
- 接客中や会議中
- 映画館や美術館などの鑑賞の途中
5.眠くなりボーっとする
花粉症はまた、眠気や集中力の低下を招きボーっとすることがあります。鼻詰まりなどで鼻呼吸ができなく口呼吸になると取り込む酸素の量が減ることなどが原因です。眠くなりボーっとしてしまうシーンは特に「仕事中・運転中・接客中・試験中・勉強や講義中」などが多いです。
6.洗濯物の外干しができない
花粉症の時期は洗濯物を外干ししたくても、洗濯物に花粉が付くためなかなか干せないことが多くなります。特にお天気が良く気温が高いような洗濯日和の日には花粉が多くなりやすいです。
外干しするねらい目の日は、曇りで風が弱い日で、花粉の散布量が比較的落ち着いている早朝がよいでしょう。
鼻の下だけでない顔全体の肌荒れも起こりやすい
花粉の時期は鼻水やくしゃみなどの症状のほかに、花粉が原因で起こる肌荒れもあるそうです。花粉の飛散時期だけ肌荒れなどのトラブルが起こり「花粉皮膚炎」とも呼ばれています。肌荒れ対策には乾燥させず保湿が大切になるため、正しいスキンケアで保湿をしっかり行いましょう。