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便利だからこそ注意したいガスコンロ
ガスコンロは、日々の生活の中で欠かせないアイテムです。IHも普及していますが、台風などの災害で電気の供給がストップしたときには、ガスコンロが活躍します。キャンプやバーベキューといった野外活動でも使用する機会が多いため、使うときの注意点は押さえておきたいものです。
ガスコンロは使い方を間違えてしまうと、最悪の場合火事になることもあるので、気を付けておきたいポイントを押さえて安全面に配慮して使ってくださいね。
ガスコンロの前でしてはいけないNG行為2選!
ガスコンロを使用するときに注意したい、NG行為をご紹介します。自宅で行いやすい行動も含まれているので、ぜひチェックしてみてください。
1.燃えやすいものを扱う
ガスコンロは、火を扱う道具です。安全面に配慮されているとはいえ、燃えやすいものが近くにあると火が燃え移ってしまい、火事になることがあります。
- キッチンペーパーやクッキングシート
- 布巾
- タッパーなどのプラスチック用品
- 使用済みペットボトル
- 油
- スプレー缶
- 長く伸びた髪の毛
このように、台所には火が着くと燃えてしまうものがたくさんあります。髪が長い人は、髪を束ねて調理してください。髪の毛に引火する可能性があり、髪に引火してしまうと火傷しやすくなります。
2.火から目を離す
料理の種類によって、調理時間にばらつきがありますよね。煮込み料理や揚げ物料理は時間がかかるので、つい火元から離れがちです。しかし、火元から離れてしまうのは危険!危険な理由は、以下の通りです。
- 鍋の中の内容物の温度が上がり、焦げ付きや容器の破損につながる
- 油を加熱しすぎると発火の原因になる
煮込み料理であれば、弱火やとろ火にして温度が上がりすぎないようにしましょう。揚げ物料理は、温度が上がりすぎないように温度計などを上手に使用すると、火事を防ぎやすくなります。
どうしても火元から離れなければならないときは、火の管理を家族に頼むことも可能です。手短に用事を済ませて、できるだけ早く料理に戻るよう配慮してください。
ガスコンロの正しい使い方と注意点
ガスコンロを使うときは、以下のポイントに注意しましょう。
- 調理中は火元から離れない
- 燃えやすいものを置かない
- コンロの汚れを放置しない
- 壁に近すぎる場所にガスコンロを設置しない
- 冷凍の食材が鍋の底に密着しないように配慮
- 油調理に適さない調理器具(土鍋や耐熱ガラス器具)をガスコンロで使用しない
注意すべき点を守れば、ガスコンロの安全性はアップしやすくなります。使い慣れた頃にアクシデントが起こりやすいので、使用するときには火事の可能性を頭の隅に置いてガスコンロを使ってくださいね。
まとめ
ガスコンロは、正しい使い方を守れば安全に使用できます。火事を招かないためにも、ガスコンロの前では気を引き締めて調理に取り組みましょう。