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洋服にシワができてしまう原因
洗濯した洋服にたくさんシワができていると、気になりますよね。せっかく洗濯したのにと、残念な気持ちになることもあるかもしれません。
まず、シワができやすい条件を確認しましょう。
- 洗剤の量が適切ではない
- 脱水時間が適切ではない
- シワのできやすい素材を洗濯している
洗剤は、つい目分量で入れがちです。しかし、きっちりと軽量した方が衣類のシワはできにくくなります。しっかり脱水すると洗濯物は早く乾きますが、シワが増えやすい傾向。
コットンや麻などの植物由来の天然繊維をたくさん使っている洋服は、シワになりやすいので注意が必要です。
洋服にシワできてしまう洗濯方法6選
洗濯方法によって、洋服にシワができやすくなってしまう可能性もあります。大切な洋服にシワを作るかもしれない洗濯方法を知り、洋服の洗濯シワを減らしましょう。
1.出来上がった洗濯ものを洗濯機の中に放置
洗濯物が出来上がったら、できるだけ早く洗濯機から取り出して干しましょう。洗濯物同士が絡み合っていると、その分シワができやすくなります。
シワができた状態で長時間放置してしまうと、せっかく洗った洗濯物に深いシワができてしまい、干す段階でシワを伸ばしてもシワが思うように取れないかもしれません。
濯物ができたらすぐに取り出すことは、洋服にシワを作らないための第一歩です。
2.手絞りマークのついている衣類を手絞りしてしまう
手絞りマークがついている衣類を、洗濯終了後雑巾のように力いっぱい握って絞っていませんか?
洋服を手絞りすると、その分シワが増えやすくなります。手絞りマークがある衣類は、手で絞るのではなくタオルなどで洋服の水分を吸い取るようにしましょう。
3.脱水のかけすぎ
脱水はしっかりかけた方がすぐに洗濯物が乾きますが、長時間脱水をかけるとシワができやすくなってしまいます。脱水時間の理想は5分ほどです。長くても10分を目安に脱水をかけましょう。
長時間脱水をかけると、洗濯物同士が絡まるだけでなく、洋服が洗濯機の内側に張り付いてしまいます。洋服はかなりがっちりと張り付いてしまうため、干す段階でのシワ伸ばしが困難になってしまうのです。
脱水は控えめにして洋服に適度な水分を残し、シワが伸ばしやすい状態をキープしたまま洋服を干しましょう。
4.洗濯ネットを使っていない
洗濯ネットを使用すると、以下のようなメリットがあります。
- 他の洋服と絡まらない
- 型崩れしにくい
- シワが増えにくい
大切なおしゃれ着などは、洗濯ネットを使ってできるだけシワを作らないようにしましょう。衣類の大きさに応じた洗濯ネットを使用することで、さらにシワができにくくなります。
5.柔軟剤不足
柔軟剤を使うと、洋服がふっくら仕上がります。脱水でシワができてしまっても、洋服がふんわり仕上がっているのでシワも伸ばしやすいのです。
柔軟剤の香りが気になる場合は、無香料の柔軟剤を使用するのがおすすめ。毎日使うものなので、使い心地のいいものを選びましょう。
6.洗剤が原因かも
使用している洗剤の種類いよっては、衣類にシワができやすくなるかもしれません。
- 粉洗剤→洗浄力が高く、服の繊維への影響が大きいのでシワができやすい
- 液体洗剤→洗浄力は粉洗剤ほど強くなく、服の繊維への影響が小さいのでシワになりにくい
シワを作りたくない衣類は、液体洗剤を使ってみてください。洗剤は使用する分量に配慮して、シワの少ない仕上がりを目指しましょう。
干し方にも一工夫
洗濯したことによってシワができても、干すときにほんのひと手間かけるだけでシワが伸ばせますよ。
- ブラウスなどの前開きの洋服は、ボタンを留めて干す
- ズボンはウエストを下にする
- 洋服の肩の部分を持って、上下に振ってシワを伸ばす
洋服のどの部分に水分が多く含まれて重みを持っているかを把握して、水分を含むことによってできる重量をうまく活用した干し方をすると、シワがうまく伸ばせます。
型崩れしないように、ハンガーに通した洗濯物は洗濯ばさみで固定しましょう。
最後に
洋服のシワは、洗濯の方法によってできやすくなることがあります。洋服の特徴を把握して、洗濯シワが少なく仕上がるような方法を見つけ出しましょう。
洗剤や柔軟剤、洗濯ネットの活用などの小さな工夫でシワは改善できます。自宅にある洗濯グッズを見直して、研究してみてくださいね。