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中学受験をする子どもの割合って?
ある調査によると私立中学を受験する割合は首都圏と関西圏で7割を超えていることがわかっています。
そのため毎年正月前は多くの小学生が中学受験に向けて日々勉強に奮闘しているのです。ただし毎日何時間も勉強しているのに思うように成績が上がらない子もいます。
そんなときに「受験で失敗してほしくない」という心配の気持ちから子どものやる気を奪うような行動を取ってしまう親も少なくないようです。
中学受験の子どもを傷つけるNG行動3選
子どものやる気を奪う行動とはどういったものなのでしょうか。中学受験の子どもを傷つけるNG行動をチェックしてみましょう。
「早く勉強しなさい」とせかす
子どもの顔を見るたびに「早く勉強しなさい!」とせかしていませんか?
子どものためを思って言っているのでしょうが、これは子どものやる気を奪うNG行動です。
そんな両親の言葉に反発を覚えて勉強しなくなる子も多くいます。親という立場から強い口調になってしまいがちですが、「勉強する時間を決めようか」など子どもが受け入れやすいように提案する形で勉強をうながすのが望ましいでしょう。
周りの子どもと比較する
「他のみんなはできるのに、なぜあなただけできないの?」など周囲の子と比較するようなことを子どもに言っていませんか?
子どもは人と比べられると「自分はダメな人間なんだ」と自己肯定感が低くなり、勉強することを投げ出してしまう子も少なくありません。
まずは子どもには得意科目と苦手科目があることを理解して、子どもの頑張りを評価してあげるのが先決です。頑張った分だけ正当な評価をもらえれば子どもの勉強へのモチベーションも維持することができます。
成績が悪いと子ども以上に落ち込む
子どもの成績が悪いと子ども以上に落ち込む親は少なくありません。親が落ち込む姿を見てしまうと、悪い成績で親を落ち込ませてしまったことに子ども自身が傷つき自信を失ってしまいます。
中には「親をこれ以上悲しませないためにも受験をしないほうがいい」と感じて勉強を一切しなくなる子も。成績が悪くて落ち込んでいるのは親より子どものほうなので、子どもを励ますことに意識をむけましょう。
親子二人三脚で厳しい中学受験を乗り切ろう!
いつも側にいる親のちょっとした言動や行動に傷つき、やる気を失ってしまう子は多くいます。
中学受験を成功させるには子どものモチベーションをうまく保つことが重要なポイントです。親子二人三脚で厳しい中学受験を乗り切りましょう!