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カーペットは汚れ防止やインテリアに大活躍!
皆さんはご自宅にカーペットを敷いていますか。カーペットは、フローリングを汚さないために汚れから床を守ってくれる役割を果たすだけでなく、足元を冷えから守ったり、インテリアの一部としても重要な役割を果たしてくれます。
カーペットの種類も幅広く、ふわふわと毛が長いものもあれば、さらさらとした手触りのシンプルなカーペットもあります。そのため、小さなお子様がいる家庭、夫婦2人暮らしの家庭など、それぞれに合ったカーペットが必ず見つかります。
カーペットにしてはいけないNG行為7選
多くのご家庭で使われているカーペットですが、意外とカーペットの掃除方法や洗濯方法を知らない人も多いです。ここでは、カーペットを洗濯、掃除する際にしてはいけないNG行為を紹介します。
1.洗えないカーペットを水洗いしてしまう
まず、カーペットには洗えるものと洗えないものがあります。洋服と同様に、タグに洗濯表示が記載されているので、洗濯機で洗えるのか、手洗いであれば水洗いが可能なのか、あるいは水洗いしてはいけないのかを確認してから洗濯しましょう。
2.大きなカーペットを無理に洗濯機に入れてしまう
多くのカーペットは、サイズが大きいです。そのため、洗濯機に入りきらないカーペットもありますよね。このような大きなカーペットを無理に洗濯機に押し込んでしまうと、正常に洗濯できなかったり、洗濯機が故障してしまったり、カーペットを傷める原因となります。
大きなカーペットが洗濯機に入らない場合は、こまめに掃除機をかけたり、どうしても汚れが気になるようであれば、クリーニングに出したりして対応しましょう。
3.洗濯の際に大量の洗剤を使用してしまう
洗濯機に入れて洗うことができるカーペットや、手洗いで水洗いできるカーペットの場合、洗濯用洗剤を使って洗います。しかし、洗濯の際に大量の洗剤を使用することは避けてください。色ムラが出たり、変色したりする恐れがあるからです。
4.漂白剤を使用して洗濯する
洗濯物に漂白剤を使用する人は多いですよね。漂白剤は、雑菌効果や消臭効果に期待できるため、非常に便利です。しかし、カーペットに使用するのはNGです。
多くのカーペットの場合、漂白剤を使用して水洗いしてしまうと、色落ちの原因となります。せっかくきれいなカーペットが色落ちしてしまったり、ところどころ白く変色してしまったりすると、悲しいですよね。なるべく漂白剤の水洗いは避けてください。
5.掃除機を素早く動かす
洗濯ができないカーペットや、普段の掃除方法として、掃除機は有効です。しかし、カーペットに掃除機をかける際は、ゆっくりと左右上下に丁寧にかけるのがポイントです。
素早く乱雑に掃除機をかけてしまうと、しっかり奥の汚れや埃を吸い込むことができないだけでなく、カーペットを傷つける原因にもなります。手触りや見た目が悪くなってしまうので、掃除機をかける際は、ゆっくり丁寧に行いましょう。
6.こぼした液体を擦って拭き取ろうとする
小さなお子様がいる場合、ジュースやお茶、食べ物をカーペットに溢してしまい、汚れが付いてしまうことはよくありますよね。その際、こぼした液体を早く拭き取らなくてはと焦り、擦って拭き取ろうとしていませんか。
擦って拭き取ってしまうと、汚れがカーペットに広がったり、染み込んでしまったりするため、余計に汚れてしまいます。カーペットにこぼれた液体を拭き取る際は、シミ取りをするように水分を含ませたタオルなどを当て、ゆっくり拭き取りましょう。
7.生乾きのままカーペットを敷く
洗濯や水洗いをした後、カーペットは必ず乾燥させてください。大きいので、衣類に比べてなかなか乾きにくいですが、生乾きのままカーペットを敷いてしまうと、ダニが発生したり、カビが発生したり、異臭の原因となることもあります。
カーペットの正しい洗濯・掃除方法を解説
カーペットは正しく洗わなければ、色落ちや型崩れの原因になったり、余計に汚れを広げてしまったりすることもあります。ここではカーペットの正しい洗濯方法や、洗濯できないカーペットの掃除方法を解説します。
カーペットの洗濯方法
まずは水洗いできるカーペットの洗濯方法です。ご自宅で洗濯が難しい場合は、無理せずクリーニング業者に依頼しましょう。
- 洗濯機で洗濯できるかどうかを確認する
- あらかじめ、ブラシや掃除機を使って、ゴミや埃、髪の毛などを取り除く
- 汚れている側を外側に、屏風折りをする
- 屏風折りをして細くなったらクルクルと巻き、洗濯ネットに入れる
- 洗濯機のデリケートコースで洗濯する(メーカーにより表示は異なります)
- 洗濯後はできるだけ陰干しで完全に乾燥させる
洗濯機で洗う場合は、この手順で洗濯を行ってください。標準コースで洗濯すると傷んでしまう恐れがあるため、できるだけ優しく洗ってくれるコースを洗濯しましょう。メーカーによっては「毛布コース」などと記載されていることもあります。
洗濯できないカーペットは掃除機や粘着テープを使用
一方、洗濯できないカーペットは、日常的に掃除機や粘着テープを活用して掃除することで、清潔感を保つことができます。
- ブラシでゴミや埃、髪の毛などの汚れを浮かしておく
- 上下左右にゆっくり掃除機をかけて汚れを吸い取る
- 最後に粘着テープなどを使って細かい汚れを取り除く
この掃除方法を頻繁に行うと、清潔な状態を保つことができます。理想としては、2~3日に1度はカーペットの掃除を行うと、ダニが繁殖するのを防いだり、清潔な状態を保つことができます。
カーペットは適切な方法で清潔な状態を保とう
今回はカーペットにしてはいけないNG行為や正しい掃除方法を紹介しました。水洗いできるカーペットでも、日常的に掃除を行うことで、水洗いの頻度を減らし、家事負担を軽減することもできますよ。ご家庭のカーペットも頻繁に掃除を行い清潔な状態を保ちましょう。