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顔の印象を大きく左右するシミ。もしシミができても美容外科で消すこともできますが、施術にはお金がかかります。お金はかけられないけど、なるべくシミは作りたくないと考える人も多いでしょう。
しかし、シミを予防するどころか、シミができやすい状況を自ら作っているケースもあるのです。そこで今回は、シミができやすくなるNG行動を紹介します。
シミが発生するメカニズムとは
そもそもシミがなぜ発生してしまうのか知っていますか?NG行動を確認する前に、シミができるメカニズムを理解していきましょう。
シミとは、肌に黒色メラニンが過剰に蓄積して茶色に見える状態のことです。シミの元になる黒色メラニンはマイナスのイメージがありますが、実は紫外線から私たちの肌を守る働きがあります。
黒色メラニンは紫外線を浴びると生成され、そのあとターンオーバーといわれる肌が新しく生まれ変わるタイミングで体外へと排出されるのですが、紫外線を浴び過ぎると黒色メラニンを排出し切れずに体内に蓄積されてしまうのです。それが、シミが発生する原因となります。
シミができやすくなるNG行動3選
それでは、シミができやすくなるNG行動を紹介します。もし該当するものが多ければ、今後顔にシミができる可能性が高いということです。該当する項目があるかチェックしてみましょう。
小まめに化粧直しをしていない
日焼け止めを塗ることは、シミ予防に効果的な紫外線対策のひとつです。普段の生活であれば朝に日焼け止めをしっかり塗っておけば、紫外線ダメージから肌を守ることができます。
しかし、夏は少し歩いただけで汗が出て化粧が崩れることも。朝にしっかり日焼け止めを塗っていても汗で取れている可能性もあるため、そのまま放置しておくのはNGです。崩れたら小まめに化粧直しをすることが望ましいでしょう。
顔を洗うときに強めに擦り洗いする
肌の汚れを隅々までしっかり落としたいと考えると、ついつい手に力が入ってゴシゴシ擦り洗いをしている人も多いのではないでしょうか。実は、肌を擦るとシミができる原因になることがあるのです。
肌に負担をかけるような擦り洗いは避けて、洗顔料の泡だけで顔を優しく洗うのがおすすめ。洗顔料がうまく泡立たないときは泡だてネットを使いましょう。キメの細かいふわふわの泡が簡単に作れます。
甘いものを食べ過ぎている
チョコレートやクッキーなど、糖分がたっぷり含まれた甘いものを食べ過ぎていませんか?甘いものに含まれる白砂糖を取り過ぎると、肌の老化を引き起こすといわれる活性酸素が体内に蓄積されます。
この活性酸素が体内に多く蓄積されると、細胞や遺伝子にダメージを与えてシミができやすい肌状態になってしまうのです。またシミだけでなく、シワやたるみまで引き起こすことも。糖分の取り過ぎは十分に注意しましょう。
基本的なことを見直せばシミは防げる!
紫外線対策として、日焼け止めクリームを塗ったり日傘を差したりしている人も多いですが、実は日常生活の意外な習慣に落とし穴が潜んでいることもあります。
美は日々の積み重ねなので、基本的なことを見直せばシミ防止に役立つはずです。シミができない肌を目指して、まずは生活を見直してみましょう!