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スマホには想像以上に菌が付着しているって本当?
今では日本の普及率が80%を超えているスマホ。私たちの日常には欠かせない存在になりました。そんなスマホですが、従来の携帯電話と違い、多くの機能が搭載されています。アプリの種類も幅広く、ゲームやカメラ、日常の管理アプリなど、多くの楽しいアプリが展開されていますよね。
毎日のようにスマホを使うコトはもちろん、中には長時間スマホを使用する『スマホ中毒』と呼ばれる人も増加していて、社会問題として取り上げられることもしばしばあります。
そんな毎日使うスマホですが、毎日触るからこそ、スマホは私たちが想像している以上に汚れています。手垢や雑菌などの汚れが付着しやすいため、定期的に掃除をする必要があるのです。
スマホの掃除方法によっては不具合を引き起こす恐れも
しかし、スマホはパソコンと同様に精密機器です。そのため、間違った掃除方法を実践してしまうと、ディスプレイを傷つけてしまったり、不具合を引き起こす原因にもなりかねません。
スマホを掃除する際は、優しく、スマホにあった道具を使ってお手入れすることが基本です。最後までキレイに、不具合なく快適に使っていくためにも、スマホの掃除は正しく頻繁に行いましょう。
スマホにやってもあまり意味がない掃除方法5選
私たちがやりがちなスマホのお手入れ方法には、やってもあまり意味がない掃除方法であったり、やってしまうと故障や傷の原因となる掃除方法があります。ここでは、スマホにやってもあまり意味がない、むしろ悪影響を与えてしまう掃除方法を5つ紹介します。
1.ティッシュで拭く
スマホの画面が汚れていると、ついついその場にある『拭ける物』で対応しがちです。その1つがディッシュです。家でも外出先でも、持ち歩いている人は多いので、ティッシュで画面の汚れを拭いてしまう人は多いです。
しかし、ティッシュでスマホの画面を拭いてしまうと、付着した汚れを拡げることになりますし、ティッシュがスマホの画面に適していないので、画面を傷つけてしまう恐れがあります。
すぐ手元にティッシュがあっても、できるだけティッシュで汚れを拭き取ることはしないようにしましょう。
2.除菌シートで拭く
スマホの画面は汚れやすいということは、意外と多くの人が知っています。そのため、スマホの画面を除菌したいという思いから、除菌シートで画面を拭いてしまう人がいますが、これもNGです。
画面のコーティングを剥がしてしまい、傷や汚れから守る機能を低下してしまう恐れがあります。また、画面以外の部分は、除菌シートで拭いてしまうと、除菌シートに含まれる水分で、機能が低下してしまったり、故障の原因になったりします。
スマホメーカーによっては、除菌シートでのお手入れを良しとしているところがありますが、やはり除菌シートよりも、スマホ専用のクリーナーで掃除する方が安全です。
3.接続部分の穴の中をほじって掃除する
スマホにイヤホンを取り付けたり、充電したりする時に使う接続部分。この接続部分は、スマホの中でも特に繊細な部分です。
接続部分をきれいに掃除したいという方は多いですが、無理に穴の中をほじるように掃除をしてしまうと、内部の端子が傷ついてしまい、機能しなくなってしまう恐れがあります。接続部分もたまにお手入れをしてあげるべきですが、無理に穴のなかをほじる行為はやめましょう。
4.接続部分に息を吹きかけて掃除する
昔はこのように繊細な機器の繊細な部分には、息を吹きかけて埃を飛ばす方法を実践する人が多くいました。しかし、現在はスマホの接続部分に息を吹きかける方法は、推奨されていません。
接続部分に息を吹き替えてしまうと、接続部分には強く風が当たってしまい、端子を傷つけてしまう恐れがあります。また、息を吹きかけた際につばが飛び、接続部分にかかってしまうと故障の原因になりかねません。
接続部分の埃を取り除く際は、柔らかい綿棒で取り除いたり、スマホ専用のブロアーなどを使用したりしましょう。
5.スマホを水洗いする
この掃除方法を実践する人はあまりいないと思いますが、防水機能が搭載されているスマホを使う人の中には、たまに見かけます。
防水機能が搭載されているスマホの場合、通常のスマホよりも水への耐久性は高いです。しかし、100%防ぐことができるわけではありません。
防水であっても水洗いすることで故障してしまったり、内部に入り込み、不具合が生じたりすることがあります。防水スマホであっても、水洗いは控えましょう。
スマホはこまめに掃除を!スマホの正しい掃除方法
スマホは毎日手に取る物なので、こまめに掃除をしなければ、手垢や雑菌が付着し、衛生的に良くありません。では、スマホはどのように掃除するべきなのでしょうか。ここでは、スマホの正しい掃除方法を順序立てて解説していきます。
- スマホの電源を切る
- クリーニングクロスで優しく拭く
- 酷い汚れは液晶用ウェットシートで拭き取る
- 赤ちゃん用綿棒で接続端子の埃を優しく掻き出す
特に注意したい点は、やはり繊細な接続端子部分です。接続部分はとても狭いので、通常の綿棒では入りません。無理矢理入れようとすると傷つけてしまう恐れがあるので、赤ちゃん用綿棒で優しく掻き出してあげましょう。
また、画面が酷く汚れている場合は、水道水で濡らしたティッシュや通常のウェットシートではなく、スマホ対応のウェットシートを使用しましょう。
スマホは正しい方法で頻繁に掃除するように心掛けて
いかがでしたでしょうか。スマホは汚れが付着しやすく、雑菌が繁殖しやすい機器です。そのため、正しい方法で、こまめに掃除することが大切です。ぜひスマホクリーナーを常に持ち歩き、気になった時にいつでも掃除できるようにしておきましょう。